ブラックな現場や危険な状況(労働災害)にもかかわらず、「ヨシ!」と指差呼称をするコラージュで人気の現場猫。
「現場猫」の元は、イラストレーターのくまみね氏が制作した「電話猫」です。のちに、労働者としてネット上で変化(電話猫⇒現場猫)して誕生しました。
その後、くまみね氏が逆輸入的な意味合いで正式に作成したのが「仕事猫」です。
記事タイトルにある通り、「仕事猫」とおもちゃの「建設車両セット」の組み合わせが最高過ぎました。両者を前から持っていて似合わないはずがないのに、なぜ今まで気付かなかったのか。
この記事では、仕事猫で色々と遊びながらコスパの良い建設車両セットのご説明をします。
仕事猫(現場猫)と建設車両セットで遊ぼう
Amazonで購入した建設車両7種類セットは「タワークレーン」もセット内容に入っています。そもそもタワークレーンのおもちゃは珍しいですね。
マニアックだけど、働く車・重機好きとしては嬉しい。
トミカの「トミカタウン つながる道路」を現場周りに敷きつめると雰囲気が出ます。ちょっと距離が足りなかったので“ぐるり”とは繋がらなかったです。
横から見た建設現場
仕事猫たちが働いてるみたいで可愛い。
フェンスやカラーコーン、有毒物質が入ってそうなドラム缶も付属していて、手持ちのフィギュアがあれば大人でもめちゃくちゃ遊べます。
- タワークレーン
- ミキサー車
- ショベルカー(キャタピラー)
- ホイールローダー
- ダンプカー
- タンクトレーラー
- ロードローラー
子供は間違いなく喜ぶ内容です。
それぞれの長さが約15cmくらいでトミカの比率で考えると少し大きめ。タワークレーンの高さが約39cmで、なかなか迫力があります。
収納ボックス兼建設現場の土台にできるパネルの組み合わせでフェンスっぽくすることも可能ですし、車両庫みたいな屋根付きにもできます。
僕は背景や土壌を持っていないので出来ませんが、色々な小物を持っている人は本格的な写真が撮れそう。
上空から見た建設現場
上から見るとこんな感じです。子供のために購入していたのですが自分でも遊んでしまいました。このセットを2つ用意してタワークレーン2基にしても面白そうです。
建設途中のビルも欲しいですね。塗装技術のある人なら、日本の建設現場でよく見る紅白色にしてもカッコ良いと思います。
スタジアムやマンション、駅ビルなんかを置くと、それっぽくて色々と「夢がひろがりんぐ(古)」です。
これだけ車両が付いていれば、もちろん子供用でそのままの状態でも遊べます。
仕事猫で労働災害事例を再現してみた
仕事猫を使って危険な状況を再現しちゃいます。
休憩しているところにクレーンの吊り荷が上を通る。
「あっ!」
落ちてきそうで怖い、というか仕事猫なら下敷きになっている。ただそれだけ。それだけでも仕事猫ならシュールで面白い。
これは危険防止措置を講じなければならなかったにもかかわらず、怠った疑いで書類送検レベルですね(適当)。
僕は元自動車整備士だけど、整備士でもリフトから車が落ちて…なんて話が毎年あるので、重機や機器を扱う仕事の人はマジで命がけだと思います。
よくネタにされる「ヨシ!」の指差呼称はほんと基本中の基本です。
建設車両で遊んじゃう仕事猫
めっちゃ可愛い。
本当は全5種でドリンクを飲んでいるバージョンもあったのですが、ガチャガチャで当たらなくて不所持です。ヘルメットの耳が出てる感じが愛おしい。
※元ネタの現場猫は黄色のヘルメットで緑十字マーク(安全および衛生の象徴)。
現場で働く人にも色んな性格があり、「勢いに任せる人、常に冷静な人、超絶無口な人、すぐパチンコに行く人」など、めちゃ偏見ですが仕事猫でもそれっぽく見えてきます。
ハイエースやキャラバンが似合うだろうなぁ。欲しくなってきた。
あら可愛い。バケットの中で眠っちゃう仕事猫さんも良いですね。
ショベルカーは「徳立信」という中国玩具メーカー(?)のロゴ入り。上部旋回体やアーム、ゴムのキャタピラーも回ったり可動したりと結構本格的です。
油圧部など細かいところまでしっかり再現。リアリティあふれる作りになっています。
建設車両セットの詳細
- コンテナ
- タワークレーン
- ミキサー車
- ショベルカー(キャタピラー)
- ホイールローダー
- ダンプカー
- タンクトレーラー
- ロードローラー
- 小物
それぞれについてご説明します。
組み立てできるコンテナ
コンテナは付属のピン抜きでツメを外して広げるのですが、最初の一か所目がすごく硬いので、取り外しに少しコツが要ります。
画像の部分にピン抜きを差し込んで、外側に広げると接続が外れます。
Amazonのレビューで「硬すぎる」と散々書かれているのはこの部分のことで、ピン抜きがプラスチック製で弱いのが原因。
そのうち折損すると思います。
折損したり硬過ぎて外れない場合は、マイナスドライバーを使うと力が入れやすくて外しやすいです。
すべての部品を組み立てると長方形のボックスになって、建設車両の収納箱になります。広げると現場の土台や車両庫として遊べますね。
車両の詳細
「爆」と書いてある謎のタンクトレーラーや、「世界地図」が書いてあるミキサー車が中国っぽい。
しかし、それぞれのクオリティが意外と良くて、安い割にこだわって作られています。素材はABSでトミカみたいな金属ではありません。
だいたいでお伝えすると、サイズが15cmほど、重さが100g前後。個人的は“ちゃちい”とは思わない出来です。
ホイールローダー
ホイールローダーは3種類のアタッチメントが付け替えできます。
- バケット
- フォークリフト
- グレーダー
マニアックだけど付け替えができると遊びの幅が広がります。アーム部は上下させると油圧ダンパーが伸縮する芸の細かさ。
タワークレーン
タワークレーンは水平な場所であれば自立します。ただし、土台で踏ん張っている訳ではないので、バランスが悪くてこけやすいです。
転倒防止として、灰色の土台のなかに重りとなる粘土や金属製のウェイトを裏側から貼り付けると安定します。
裏側にはワイヤーを伸び縮みさせるつまみが付いていて、回すと“カチカチカチ”と鳴りながら巻き取ったり送り出したりをします。
荷物を持ち上げる能力はほぼ無いので、重い物を吊るすのは厳禁。
軽い小物くらいなら吊り上げることができます。
太くて黒いワイヤー風の棒はただの飾りです。樹脂製で穴に引っかけて装着します。
長さが合っていないのか、柔らかめの棒なので少したわんだ状態になります。
タワークレーンは部品が取り外せて小さくなります。メインのアーム部は運転席あたりで90度に折れ曲がり、コンパクトに収納可能。
巨大なおもちゃでも収納時は小さくなるとうれしいですね。
すべてをバラバラにして隙間なく詰めるとコンテナのなかに建設車両を含めてすべてが収まります。
ただ隙間なく詰めるのがちょっと難しいので、小さい子なら時間がかかる(無理)かも。
たくさんの小物
建設車両セットにはたくさんの小物が付いています(紛失している小物もあると思います)。
工事現場に置いていそうなモノばかりですね。紅白のフェンスは切り離し可能で単体にしたり、一列にできます。
一輪手押し車やスコップは、「レゴに酷似している人形」の手に持たせることも。
人形は2体入りです。これも見当たらなかったのでパッケージの写真を載せておきます。土砂も2個入りでダンプカーの荷台にすっぽり入るサイズです。
さいごに
仕事猫(現場猫)といえばストロング!
やっぱり仕事猫と建設現場の組み合わせは似合いますね。建設車両セットはたくさんの車両やタワークレーンが安く手に入るので、自分用やプレゼント、景品にも良いですよ。
仕事猫のガチャガチャは人気過ぎて、お店では即完売したり「お一人様○回まで」の制限が出ていました。現在、一部ネット通販では定価より高い価格になっています。
再販もするそうで、欲しい人は見つけ次第ガチャりましょう。
ちなみに2020年6月に「仕事猫2」が発売予定です。
6月予定ガチャ新製品「仕事猫ミニフィギュアコレクション2 300円」・・・2も、全て作者くまみね氏の描き下ろしイラストを立体化します。労働現場の可愛い仕事猫達です!✱仕事猫フィギュア1の三次生産販売後に発売します。その為、発売時期はずれる可能性がございます。ご了承ください。 pic.twitter.com/QD0KusSPRc
— 株式会社トイズキャビン (TOYS CABIN Co.,ltd) (@TOYSCABIN) February 25, 2020
第2弾も欲しい!次は確実なネット通販でフルコンプを目指したいと思います。