ネット通販は自宅にいながら何でも届けてもらえるメリットがあります。
髪の毛がボサボサ、メイクをしないと…なんて時は家から出るのが億劫ですし、重い物やかさ張る物は宅配してくれるとありがたいですよね。
しかし、食品や日用品などの少額商品は、送料を考慮すると実店舗よりもかなり割高です。
Amazonに「Amazonパントリー」という1箱にまとめて1回で配送してくれるサービスがあります。
取扱手数料(箱代)の390円が必要ですが、パントリー専用価格になっていて通常価格よりも割安。
忙しかったり、身体が悪かったり、お店まで買いに行くのが困難な人にとって非常に役に立つサービスです。
この記事では、月に1~2回程度使っているAmazonパントリーのメリット・デメリットをご説明します。
Amazonパントリーとは?メリット・デメリット

「パントリー」は、アメリカの家のガレージ/キッチン近くにある「食材庫」のことです。日本では冷蔵庫の横の食材棚や、洗面所の収納スペースにあたります。 「Amazonパントリー」は、この「家庭の食材庫」にちなんだサービス名です。
Amazonパントリーとは、パントリー対象商品の食品・日用品をひと箱にまとめて配送してくれるサービス。
普段のAmazonと大きく違う点は「パントリーBoxの使用率」があること。
この使用率が100%になるまでは、注文品が1つでも複数個でも取扱手数料の390円(ひと箱一律料金)が必要です。
※キャンペーンで取扱手数料が無料になっていることが多いです。
「家庭の食材庫」にちなんでいるということで、スーパーやコンビニで売っている”いつもの商品”が自宅にいながら簡単に注文できます。
- パントリーBoxの使用率(箱の容量)がある
- パントリー専用価格
- クーポン・まとめ買いで割引あり
- お急ぎ便不可
- 取扱手数料(390円)が必要
パントリーBoxの使用率がある

パントリー専用の箱は52cm×28cm×36cmの段ボール箱です。この中に入る「容量」または「重量14kg」までを上限にパントリー専用のカテゴリーから商品を選択します。
例えば、1.5リットルのコーラ3セットですと34.5%の使用率です。
ペットボトル本体を含めて「4.83キログラム…あと9.17キログラムいけるな…」なんて計算は不要です。使用率としてパーセンテージが表示されており、カートに入れるごとに自動で加算してくれます。
パントリー専用価格で販売

今回はパントリー専用の「モンスター4種飲み比べセット」を一緒に購入しました。
通常版のAmazonではケース買いや20本セットといった大口しかありませんので、「ちょっとだけ欲しい」という場面でも便利です。
モンスターエナジーは何故か安売りスーパーでも値引きがなくて、いつも210円ほどで売っています。
パントリーだと1本当たり150円で、持ってきてもらえることも考えると断然安いです。参考までに、今回届いた商品と某有名ドラッグストアの店頭で見た価格を比べてみます。
商品 | パントリー価格 | 店頭価格 |
---|---|---|
モンスターエナジー | 450円/3本(1本150円) | 210円/1本 |
ペプシジャパン1.5リットル | 390円/3本(1本130円) | 138円/1本 |
龍角散のど飴 | 200円/1個 | 198円/1個 |
レンジでケーキセット | 377円/1個 | 410円/1個 |
スキン | 1,239円/12×6個 | 1,027円/12×3個 |
別に隠すことではないのでお伝えしてしまうと、「ヘルスケア」のカテゴリーから”スキン”も買っております。
店頭や楽天市場よりも遥かに安くて、こういうのも一緒に買えるとありがたいですね。お店で買うと恥ずかしいので…。
パントリー商品はお店と比べて「安い」か「同じくらい」の値段で買うことができます。子育て世代ですと、子供がうろちょろした時に1.5リットルのペットボトルような重たい商品があると大変です。
身体が弱かったり、風邪をひきやすくて外出しにくい時期にも、Amazonパントリーがあれば手軽にストックしておけます。
クーポンやキャンペーンでお得になる

Amazonパントリーでも割引特典が使えます。
クーポンの場合はいつも通りに対象商品の「クーポンをもらう」をタップ(クリック)するだけで、注文確定時に自動で割引が適用されます。

Amazonパントリー専用の最大15%OFFクーポンが多数配布されていて、ストックしておけるラーメン・缶詰・レトルト食品やお酒を含めた飲料もお得に買うことができました。
取扱商品は日本の有名商品ばかりで、賞味期限が長くて安心して購入できますよ。
※取扱手数料無料のキャンペーンが開催されていることもあります。
割引特典と一度に注文する個数で「取扱手数料の390円」のほとんどを相殺します。僕的にはAmazonパントリーを使うのは全然アリ!
配送:プライム会員でもお急ぎ便対象外

今回はパントリーではない商品も一緒に注文したのですが別々の梱包で届きました。
デメリットとしてはAmazonプライム会員でも、パントリーはお急ぎ便が対象外で、いつもより少し遅れて届きます。
荷物 | 届くまでにかかった時間 |
---|---|
お急ぎ便 | 11時間 |
パントリー | 34時間 |
洗車のカーシャンプーをお急ぎ便で注文したところ、過去一番くらいの速さで届きました。パントリーは少し遅れるといっても、届くまでに1日半ほどだったので通常便と変わりがない位ですね。
ただ、翌日に届かないのはやはりデメリットだと感じます。
プライム会員のお急ぎ便と同じく翌日に届くようになったら、急に必要になった物が注文できてもっと使いやすいです。今後に期待します。
配送料金:通常会員とプライム会員の違い

‐ | 通常会員 | プライム会員 |
---|---|---|
配送料 | 無料 | 無料 |
お届け日時指定 | 200円 | 無料 |
取扱手数料 | 1箱390円 | 1箱390円 |
配送料と取扱手数料は同じ(390円)で、お届け日時指定をするには通常会員は200円必要です。日中は不在にしていて、いつも不在票が入っている人はプライム会員に加入した方がいいかも。
配送料は通常会員でも無料です。
通常のAmazonでは、通常会員は注文金額が2,000円未満は配送料が410円ですので、商品によっては「今必要のない物」もパントリーで一緒に注文した方が安くなる可能性があります。
※本州・四国が通常配送料410円
さいごに

今回のお買い物で使ったAmazonパントリーBoxの使用率は53.5%でした。
一番のネックである取扱手数料(390円)を分散させようと思うと、出来るだけ100%に近づけた方が良いです。
食品や日用品の買い物に行かないといけないんだけど、「外出したくない、重たい物を運びたくない」という時には、390円を支払ってもAmazonパントリーを使う価値ありです。