毎日の肩こりや疲労回復に良いとされるお灸を手軽にできる「せんねん灸太陽 火を使わないお灸」をレビューします。
「ぬくぬく灸」と同じく火を使わないので、ニオイや煙が出ず、火事やヤケドの心配がなく安心して使用できます。
(低温ヤケドには注意)
お灸の種類ってたくさんあるのですが、何が違うのか疑問に思いますよね。
今回は「せんねん灸太陽 火を使わないお灸」と「和漢の森 火を使わないぬくぬく灸」比較しながら、違いと使ってみた感想をご説明します。
せんねん灸 太陽の基本情報
名称 | せんねん灸太陽 火を使わないお灸 |
容量 | 2/6/12/30/60個/入り |
温熱持続時間 | 約3時間 |
皮膚面平均温度 | 40~50度 |
使用方法 | 1.外装シールよりせんねん灸太陽を取り出す 2.上部(凸部)のシールと皮膚面(底部)のシールを剥がす 3.患部に貼る |
販売元 | セネファ株式会社 |
温熱効果
- 疲労回復
- 血行をよくする
- 筋肉の疲れをとる
- 筋肉のこりをほぐす
- 神経痛・筋肉痛の痛みの緩解
- 胃腸の働きを活発にする
せんねん灸 太陽の使い方とレビュー
お灸を取り出す
1シート6個入りが5枚の30個入りを購入しました。
ぬくぬく灸はチャックが付いたパックにバラっと入っていましたが、せんねん灸太陽は個包装です。外装シールを剥がしてお灸を取り出します。
シールを剥がして患部に貼る
上部のシールを剥がすと空気と発熱剤が化学反応をしてゆっくりと発熱します。冬に使うカイロのようなイメージで温かくなり、火を使わないので安全に感じました。
シールを剥がすだけで発熱するので、水に浸けるぬくぬく灸より楽です。下部のシールは粘着テープと和紙(中にもぐさシート)を保護しています。
お灸を裏返してみました。真ん中がもぐさを覆った和紙で周りの白い部分が粘着テープです。
お灸の面積に対して粘着テープの面積が少なく、ちょっと剥がれやすいなと思いました。
※温かくなると粘着力が上がります。
肩にお灸を貼ると剥がれやすい
特に、肩や足はカーブしていて粘着面と皮膚が接触しないのでお灸の端が浮いてきます。浮いてしまうと温熱が逃げて、温熱効果が和らいでしまうと感じました。
せんねん灸のブログで「テープでお灸の端を貼り付けて押さえつければよい」との情報を見ましたが、端まで強力な粘着テープを貼ってくれるか形状の改善が必要だと思います。
お灸が大きくて貼る場所に困る
説明書には「施灸ポイントを決めましょう」と書かれています。しかし、せんねん灸太陽はぬくぬく灸と比べて本体が大きく、すべてのツボに使うには難しそうです。
手首にあるツボの「神門」にせんねん灸太陽を貼ってみました。すると、だいぶ大きくてはみ出してしまいました。
[ 症状・効果 ]
引用元:せんねん灸
心の安定とリラックスに。気持ちの切り替えをスムーズにします。不安、不眠、動悸、息切れ、便秘などの症状に。
ぬくぬく灸は小さくてピンポイントで温めることができます。
手のツボにせんねん灸の大きさで約3時間温熱が持続するとなると少し邪魔ですね。お灸本体が大きいので、貼る場所を選ばなくてはいけません。
※「火を使わないお灸 太陽」と「せんねん灸 太陽」は、パッケージは異なりますが中身の商品は同じです。
引用元:せんねん灸
せんねん灸太陽のパッケージには「肩・足」と書かれているように、「せんねん灸は肩と足用」として割り切って使った方が良いかもしれませんね。
温熱時間が長くてお灸感が強い
ぬくぬく灸の温熱時間が3~5分に対してせんねん灸 太陽は約3時間も持続します。「お灸をした」という感覚は、せんねん灸太陽の方が強いです。
ぬくぬく灸によると長い時間をかけてお灸をしても効果が上がらないとされています。短時間ですぐに終わらせるか、長い時間をかけて温熱を感じるか。
肩・足がメインで温熱を長時間感じたいのであればせんねん灸。手・足先など細かいツボに使いたいのならぬくぬく灸のように、それぞれのお灸の、どこに重点を置くかですね。
これは好みで選んで良いと思います。どちらのお灸も温熱で血行がよくなり患部が気持ち良いです。
さいごに
せんねん灸はドラッグストアで買いました。
購入価格は「せんねん灸太陽 火を使わないお灸30コ入」が2,619円です。色々試したかったのですが、お灸コーナーが小さくて種類がありませんでした。
火を使わないタイプは少し割高です。もう少し安くして欲しいですね。
ぬくぬく灸の使い方・購入方法などを書いたレビュー記事は、下記リンクからご覧ください。