お支払いに便利なカード。その場で現金払いするよりカードを経由させることでポイントが貯まってお得ですよね。
現金の手持ちがなくてもカードがあれば大丈夫。機器に通すだけで決済できて非常に便利です。
しかし、便利な反面カードは常に狙われています。今回は、うちの奥さんが利用している楽天デビットカードが不正利用された経緯と解決するまでの流れをご説明します。
Contents
楽天デビットカードが不正利用されてしまった
不正利用が発覚した経緯
デビットカードを利用すると楽天からメールで「決済しました」とお知らせしてくれる機能があります。去年の10月中旬の夜に連続してメールが届きました。
こんな時間におかしい…。
家にいて買い物はしてないしカードはここにある。明らかに不正利用です。それ以上被害が広がらないように、急いで楽天銀行へデビットカードの停止依頼をしました。
利用加盟店名はGOOGLE*GUNGHO

「GOOGLE GUNHO」で連続して不正利用されています。
「GOOGLE GUNHO」が最初は何かわからなかったのですが、パズドラで有名なゲームアプリ制作会社の「ガンホー」だとのちに理解しました。
どうもパズドラのゲームで誰かがゲームに課金していて、Google Play経由で決済しているようです。人のお金でガチャまわしてんじゃねーよ!
不正利用された金額は?
全部で8回決済されていて合計で38,181円です。
不可解なのが¥4770と¥4771が混在していることです。¥4770が4回、¥4771が3回と書かれています。推測ですが為替のレートの差で1円の誤差が出たのだと思います。
つまり「海外から不正利用しているのでは」と考えるの自然です。
不正利用が発覚した時の連絡先は?
楽天デビットカード発行元の楽天銀行に連絡します。
不正利用を発見し、銀行へカードの利用停止しないと、ずっと引き落とされ続けるかもしれません。規約に記載されていますが、被害の軽減をしなかった場合は補償されないそうです。
また、補償対象期間が設けられているので、できるだけ早く連絡しましょう。
被害状況調査への協力を行わなかった場合および損害防止・軽減の努力を行わなかった場合についても、補償は行われません。楽天デビットカード盗難補償規定3条2.より一部抜粋
返金までの流れと時間

まずは楽天銀行に連絡してデビットカードの利用停止。
カードの利用停止が終わったら次は警察へ被害届を出します。警察に被害届を出して証明書を郵送してもらうまでに1か月ほどかかりました。
その後、楽天銀行から郵送で書面が届きますので、被害届と一緒に返送します。
楽天銀行が調査・受理されるまで、また1か月ちょっとかかります。返金申請が受理されると同意書が送られてくるので、必要事項を記入して返送すると完了です。
問題がなければ銀行口座へ返金されます。利用停止の連絡から返金されるまで、だいたい3~4か月は覚悟しておいた方がよいかと思います。
不正利用された手口は?
少額を何回も決済する手口が多いみたいです。
ネットで検索するとたくさん被害にあわれている方がいて驚きました。スキミングかフィッシングサイトでカード情報が抜かれたのだと思いますが、どこで行われたはわかりません。
楽天を騙った怪しいメールがたまに届きます。本物かどうか細心の注意を払ってログインしてください。
少額で不正利用に気が付きにくいので、決済をお知らせしてくれるメール通知設定していた方が安心ですね。
返金申請が遅れると補償されない場合もありますから、不正に気が付いたらすぐに対処しなければいけません。
補償規定に日数がある
連絡から30日前と連絡から60日後までの91日間しか補償されないのが特に注意です。
メール通知設定やアプリで利用明細を普段から確認していないと、泣き寝入りになる可能性があります。
さいごに
不正利用に早く気が付きましたが8回も決済されていました。もしメールを見ていなかったと思うとぞっとします。被害にあわないために万全の予防と対策を!
追記:2019年2月20日 楽天銀行に返金の振込があり、特に楽天銀行から電話やメールがくることはなく「しれっ」と入金されました。
