自動車保険の一括見積りは電話がかかってくる？寂しいくらい着信なし

このようなお悩みに元ディーラー整備士がお答えします。

自動車保険の満期が近づいていたので、自動車保険の一括見積りサービスを利用してみました。

まず結論としては、自動車保険の一括見積りサービス（インズウェブ）をしても営業電話がかかってくることはありませんでした。

僕自身は一括見積りサービスを利用すると電話がジャンジャンかかってきて「応対するのが煩わしいのだろうな（しつこい）」と思っていたけど、今のところは一度も電話がかかってきていません。

この記事では、保険会社から営業電話がかかってくることを心配している方に向けて、自動車保険の一括見積りサービスを安心して使っていただけることをご説明します。

自動車保険の一括見積りで営業電話がかかってこない理由

今回利用したのは「保険の窓口　インズウェブ自動車保険一括見積りサービス」です。

なぜ勧誘電話がかかってこないのかをご説明します。

営業電話が多いと信用を失う

運営元のSBIホールディングス株式会社は日本の金融関連企業。そのため、個人情報面でも安心です。

SBI証券やSBI生命保険などの有名なサービスを提供している会社を通して見積もりを取った後に、しつこい営業電話がかかってくるようになってしまうと信用を失います。

あくまでも、インズウェブは自動車保険の比較をするためのサービスで保険代理店ではありません。

つまり、特定の保険をお勧めすることはないということ。各社の見積もり金額を提示して、比較をしてもらうけど押し売りはしないスタイルです。

ちなみに僕の予想ですが、SBIホールディングスグループは「アクサダイレクトの自動車保険」を取り扱っています。アクサダイレクトの宣伝も兼ねて、一括見積りサービスを運営しているのだと考えます。

電話がかかってこないように設定できる

必要事項を入力する途中で保険会社や代理店のアドバイスを「希望する・希望しない」をご自身で選択できます。

こんな設定ができると初めて知って感心しました。アドバイスを「欲しい人と欲しくない人」の両方に対応した親切設計ですね。

詳細を知りたい場合は「希望する」にすると電話がかかってきて教えてくれるはずです。もしかかってこなかったら、保険会社の相談窓口に連絡してみましょう。

「希望しない」にすると電話がかかってくる可能性が非常に低くなります。

しかし、入力内容に誤りがあったり、保険会社によっては電話がかかってくることがあるかもしれません。100％とは断言できないことをご承知おきください。

電話ではなくメールがメイン

インズウェブで自動車保険の一括見積りをすると、保険会社からユーザーIDや仮パスワードが記載された「ご挨拶メール」が届きます。

満期前になると再度「見積金額のご案内」が届きますが、不必要なメールは送られてきません。

そもそもインズウェブは電話ではなくメールでの案内が基本。自動車保険の一括見積りを利用しても電話がかかってこない一番の理由です。

無駄な保険会社に見積もり請求をしないシステム

インズウェブは「最大で20社」に自動車保険の見積もりを一括で請求できます。

現在契約している保険会社が「チューリッヒ自動車保険」。正直言って今の段階でかなり安いです。それに対抗できるのが「アクサと三井ダイレクト」の2社だけでした（計3社の案内）。

最大20社といっても“勝負にならない保険会社”には、最初から見積もり請求をせず無駄な電話がかかってきたり、メールが届かず安心です。

契約しているチューリッヒをそのまま継続するかどうかの確認や契約内容の見直しができました。「今のままで継続しよう」とお考えの方にも、更新時に自動車保険の一括見積りを使う価値があります。

その理由は、特約に新しいプランが出ていたり1年経つと車価（車の価値）が下がるため、定期的な保険の見直しが必要だからです。

生活環境（自動車）に変化がなくても、そのまま継続せず契約内容については更新前に必ず確認しておきましょう。

最近では、「自動ブレーキ」や「ドライブレコーダー」が搭載されている車に対しての新しい割引や特約が登場しました。

さいごに

自動車保険の一括見積りサービスは電話がたくさんかかってくるものだと思っていました。

しかし、インズウェブの一括見積を実際に使ってみたところ全くかかってこず、「もっと早くから使えば便利だったな」と後悔しています。

現在、自動車保険に契約済みの方は「車検証と保険証券」、初めて契約する方は「型式」だけでも分かれば見積もり可能です。

もちろん、自動車保険の乗り換え時に以前契約していた保険会社から等級を引き継げますよ。見積もりは簡単な入力で終わります。今まで敬遠していた人も是非使ってみてくださいね。