携帯電話会社で購入したスマホは他社SIMが使えない利用制限がかかっています。これがいわゆる「SIMロック」という状態です。
例えば、楽天モバイルの楽天アンリミットをauスマホで利用するには「SIMロック解除」の手続きが必要となります。
auスマホのSIMロックを解除する方法は以下の2通りです。
- ウェブサイトで手続き
- 店頭で手続き
ウェブサイトを使って自分で手続きをした場合は無料。auショップの店頭でスタッフにお願いした場合は解除手数料の3,300円(税込)が発生します。
2020年4月より中古端末、解約済み端末でも、ウェブ上でSIMロック解除が可能になりました。
もちろん、ウェブサイトで手続きをすると費用が発生せず、自宅で完了するメリットがあります。
しかし「ウェブサイトの操作方法がよく分からない人」「何らかの原因で店頭での手続きが必要な人」が少なからずいらっしゃるはず。
この記事は、auショップの店頭でSIMロック解除をしてもらう方法(流れ)
を初心者向けにご説明します。
auショップでSIMロック解除をしてもらう方法(流れ)
スマホをスタッフに渡す(IMEIの確認)
最寄りのauショップ公式サイトで「ご来店予約」をすれば、スムーズに手続きを開始してもらえます。
>>auショップ検索
発券機を使った受付はタッチパネルを押して券を取るだけです。画面に書いてあるままですので、詳しい使い方は省略します。
もし発券機の操作方法が分からなくてもスタッフの人が「ご用件は?」と聞いてくれるので、口頭で「SIMロックを解除したい」と伝えましょう。
自分の順番がくるとデスクに案内されます。
不正な契約や不正な取得をされた携帯電話機ではないか「IMEI(製造番号)の確認」があり、SIMロックを解除したいスマホをスタッフに渡して確認してもらいます。
SIMロック解除
順番は前後するかもしれませんが、免許証等で本人確認をした後に、SIMロック解除についての簡単な説明を受け、タブレット画面の中に「手書きサイン(署名)」をします。
SIMロック解除の手続きはauのスタッフがタブレットやパソコンの操作するだけで、持って行ったスマホ自体の操作はしません(ウェブ上で完結する)。
スタッフが操作している時間は、ほんの数分であっという間に終わります。
作業が完了したら手数料のお支払いをします。
解除手数料のお支払い
店頭でのSIMロック解除手数料は3,300円(税込)です。
手数料(無料または、3,300円(税込)
引用元:au SIMロック解除のお手続き
※ご購入と同時でのお申し込み以外は、3,300円(税込)が必要となります。
※手数料は翌月のご利用料金と合算して請求させていただきます(auの回線契約をお持ちでない場合(中古端末など含む)は窓口払いとなります。
中古で購入してきた端末や機種変更前の古い端末(SIMロック解除を忘れていた)は窓口払いとなります。
僕は既に「Galaxy S7 edge」から「Galaxy S9+」に機種変更をしてしまっていたので、「Galaxy S7 edge」はau携帯番号と紐づいていない(auの回線契約ではない=解約端末扱い)スマホになっていて、auショップの窓口で手数料をお支払いしました。
SIMロック解除登録申込書 兼 お客様控の受け取り
「SIMロック解除登録申込書 兼 お客様控」を受け取れば、auショップ内ですることは終わりです。手続きをした証明になりますので、大切に保管しておきましょう。
自宅のWi-Fiで他社SIMカードの更新
あとは自宅のWi-Fiを使って他社SIMカードの更新をすれば、SIMロック解除の手続きがすべて完了します。
他社SIMカードを挿入した状態で「設定⇒端末情報⇒SIMカードの状態⇒SIMカードの更新⇒設定ファイルのダウンロード⇒再起動」
端末によって操作方法は異なりますが、だいたいはこのような流れでSIMカードの更新ができます。
また、端末やSIMカードによっては、APN(データ通信)の設定が必要となる場合があります。
各事業者が公表している設定方法に従ってください。
さいごに
格安SIMで安く使おうと考えているのにauで解除手数料がかかるのは痛いです。
機種変更前の解除を忘れていたし確認しなかった僕が悪いのですが、「2020年4月よりウェブ上でSIMロック解除が可能になった」というのを知らなくて、店頭で手数料を支払ってしまいました。
用件を伝えた時に「ルールが変更になって、今はウェブで無料ですよ」と教えてくれても良かったのになぁ。と思ったり。
サブ機として格安SIMを使う場合や売却してしまう時を考えても(査定額が上がる可能性あり)、忘れないうちにSIMロック解除を行っておいた方が良いですね。