ダイキンの空気清浄機がくさい。加湿器を掃除をしたのに生乾きのような酸っぱい風が出る。
そんな時は銀イオンカートリッジ(品番1952887)を交換すると直る可能性が高いです。
- 加湿器付空気清浄機がくさい原因
- 銀イオンカートリッジの形状
- 銀イオンカートリッジを販売しているところ
- 値段を吊り上げて販売している店がある
ダイキン工業の加湿器がついた空気清浄機MCK55RY-Wの水がなくなると、生乾きのような酸っぱくてくさい風が出るようになってしまいました。
水が入っている状態ですと特にニオイは感じません。空気清浄機から5mくらい離れていても、くさいニオイを感じて非常に不快です。
空気清浄機の中は掃除済みだったので、銀イオンカートリッジしかないと思い、交換してみたところ不快なニオイがなくなり正常に戻りました。
空気清浄機の加湿器から出る風が臭い原因
空気清浄機の加湿器から出る風がくさい原因は銀イオンカートリッジ。
この樹脂ケース入りの銀イオンカートリッジを交換すると直る可能性が高いです。
銀イオンカートリッジを交換すると臭いニオイがなくなる
左の劣化した銀イオンカートリッジと新品を比べてみて、新品は白色なのに古い方は粒が茶色く汚れています。
試しに銀イオンカートリッジのニオイを嗅いでみると生乾きのニオイがしていて、空気清浄機の加湿器が臭くなる原因だと断定できました。
こんな小さな部品1つでニオイを抑えることができるのですね。もし、取り出せるのであれば、フタを開けて実際に嗅いで確かめてみてください。
そこで銀イオンカートリッジがどういった働きをしているのかを調べてみました。
銀イオンカートリッジの働き
銀は防カビ効果もあるんですか?
引用元:日本イオン株式会社
あります。銀は殺菌能力だけでなく、防カビ能力も持ち合わせております。
しかし、その防カビ能力は極めて高いわけではなく、実用的に使うためには銀の効果を効きやすくする工夫が必要になってきます。(例えば、お風呂のお湯に銀イオンだけを溶け込ませた場合、浴槽周りに効果があるとは思いますが、天井付近の防カビは難しいと思われます)
銀は殺菌能力や防カビ能力を持ち合わせていて、加湿器の中の水気の雑菌が繁殖しにくくなります。
銀イオンが劣化した状態でタンクの中の水がなくなると、加湿フィルターが生乾きになり、洗濯物と同じような酸っぱいニオイが出ます。
雑菌が繁殖すると発生しやすくなるヌメリも銀イオンで抑えており、銀の力が弱まると様々な弊害がでます。
ダイキン工業の銀イオンカートリッジの形状
ダイキン工業の銀イオンカートリッジは約10年間使用できるという事ですが、5年ほどで効果がなくなりました。
効果がなくなったので交換しようと思い、ダイキン工業公式サイトを調べても別売り品や消耗品での販売をしていません。
この記事の下記画像で実物と見比べて、現在お使いの空気清浄機と同じ銀イオンカートリッジの形かを確認してみてください。
同じであれば「品番:1952887」が使えます。
裏から見た銀イオンカートリッジは形状がすこし違います。
底の縁に切れ目が入っているのと、蓋をしている爪の形が違いますが、大きさは同じなので使用することができます。
加湿トレーの固定爪が当たる箇所が同じで、「品番:1952887」を問題なく付け替えることができました。
値段を吊り上げて販売しているので注意
現在(記事投稿時)、ダイキン工業の加湿器用銀イオンカートリッジを販売しているところは、楽天市場・Yahoo!ショッピングのみでAmazonでは取り扱っていません。
ヨドバシカメラ・ジョーシンなど、家電量販店オンラインショップでの取扱いは終了しています。
楽天市場のある店舗ではパッケージ画像が違う上に、値段を釣り上げたぼったくり価格で販売しているところがあるのでご注意ください。
楽天市場、Yahoo!ショッピングのパーツコムストアというお店は正規に近い値段で売っています。こちらを利用すれば安心です。
※購入時期によっては販売価格が異なる場合があります。
今後、Amazonでも取扱う可能性があります。念の為、検索結果のリンクを貼っておきます。
さいごに
今回はMCK55RY-Wの機種で交換しましたが、後継機でもこの銀イオンカートリッジが使えるかも。形状をよく確認してから取り寄せましょう。
ダイキン工業の加湿器がついた空気清浄機でくさい風が出る時は、銀イオンカートリッジを交換すると直る可能性が高いです。
水タンクの奥にある加湿トレーを引っ張って取り外すだけで、どこに付いているのかは、すぐに確認できて交換は簡単です。
水しか使っていないと思って放置していると、大変なことになってしまいます。日頃のお手入れも忘れずに行ってくださいね。