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Wi-Fi用ブースターアンテナに交換!回線速度や安定性は向上するのか?

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自作パソコンの背面に取り付けている「Wi-Fi用ポールアンテナ」からAmazonで売っている「別置き型Wi-Fi用ブースターポールアンテナ」に交換してみました。

交換前のアンテナは、M.2 Wi-Fiスロットに挿すIntel Wi-Fi 6 AX200 NGWワイヤレスカードに付属していた、約16cmの長さの一般的なモノです。

何を言っているのか分からない人に補足すると、自分で組み立てるパソコンはWi-FiやBluetoothの電波を送受信できる機能が標準で付いていないことが多いです。

必要な人だけがパーツを取り付けて無駄を抑えられるということですね。(最初から無線機能を搭載している商品もあります)

出典:Amazon

にゃんすけ

こんなアンテナです。

コレから別置きタイプに交換した理由は、楽天モバイルを固定回線としてテザリングで接続しているのですが、「条件が良くなればもっと速度が出るやろ!」ということでブースト(増幅)を謳う商品を購入してみました。

結論からお伝えすると、回線速度は速くなり、安定性はかなり上がったように感じます。

Amazonで販売している商品ですが、技適に関する説明書きがないため電波法に抵触するかもしれません。ご購入、ご使用は自己責任でお願いします。

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テザリング接続時の別置きWi-Fi用ブースターアンテナの効果

Wi-Fiアンテナの本体

今回購入したアンテナは2.4GHz・5GHz Wi-Fi対応で長さは交換前と同じく約16cm。無指向性で6dBiの増幅率。ブースターという割に普通なんですよね。

>>2.4GHz・5GHZ 6dbi ブースターアンテナ WIFIアンテナ 無指向性 RP-SMAプラグ

アンテナは長ければ良いという訳ではなく、周波数の波長の半分だと効率が良いそう。2.4GHzの場合はλ = 約12cm⇒半分の約6cmみたいです。

約16cmの長さだと全然違うのですが、プラスチックが詰まったハリボテのポールになっている可能性もあり、切断して中身を見てみないと何とも言えません

丁度の長さが最善というだけで少しくらい長すぎても短すぎても普通に使えます。

説明書きには802.11 b/g/n/ac対応となっていて、多分、ax(Wi-Fi6)の接続でも問題ないはずです。

RP-SMAオス
RP-SMAオス

もっと良さげなモノを買いたかったのですが、安くて別置きタイプのアンテナは売っている種類が少なくて選択肢がほとんどなかったです。

検索すると出てくる背が高い針金のようなアンテナはやたら評価が悪く、「RP-SMAオス」でAmazonのレビューがまだ良かったのでコレにしました。

磁石なった底面

底面はフェルトのような素材が貼られた磁石になっていて、金属のパソコンケースに引っ付きます。そこまで強力な磁力ではなく、貼り付ける位置によってはズリ落ちそう。

フック穴が開いていて壁にぶら下げることも可能。加工の精度は高めですが、艶消しプラスチックの光沢がちょっぴり安っぽいです。

それでは、アンテナの効果をご説明していきます。

Amazonでは、OEMのような名前が違うけど恐らく同一のアンテナがたくさん見つかります。同じ商品なのに300~500円くらいの差があるので購入時は要注意です。

アンテナ交換前の回線速度

混んでいない時間帯の回線速度
楽天モバイルのテザリング回線速度

前に投稿した記事でも書いた「下り81Mbps/上り48Mbps」がアンテナ交換前の最高速度(楽天モバイルのテザリング時)。

これでも十分速いです。引越しする前に契約していたケーブルテレビのインターネットよりも速くて安くて、ほんと驚きます。

Wi-Fiの信号強度
-45dBm

Microsoft Storeでダウンロードできる「Wi-Fi Analyzer」によると、信号強度は-45dBm前後でした。これもボチボチといったところですね。

にゃんすけ

-50dBm側に振れると弱い、-40dBm側に振れると強いという意味になります。

ただ、大元の楽天SIMが入ったスマホは電波で送受信しているため安定性は高くないです。

Connecting
通信中

例えば、ウマ娘のゲームをパソコンで遊んでいる時に「Connecting」の表示が出たままで数秒止まったり、止まり続けて「リトライ」のボタンが出ることもしばしばあります。

金属のパソコンケース背面にあるアンテナをテザリングする側のスマホ近くに持ってきて、こんな現象が改善されないかな~という期待も込めて別置きブースターアンテナに交換しました。

アンテナ交換後の回線速度

アンテナ交換後の回線速度

同じ時間帯の23時30分頃になるまで待ち、回線速度を測ってみると測定中に表示されていた一時的な最高速度は下り98Mbps上り60Mbps。

最終的な結果は「下り92Mbps/上り50Mbps」まで速度が上がりました。

この状態でウマ娘のゲームで遊んでみると、まったくと言って良いほど「Connecting」の表示が出なくなり、安定性も向上したようです。

千円台で買えるアンテナで100Mbpsに届きそうな惜しいところまで行けて、ゲームはサクサク遊べて大満足。期待した通りになりました

条件により結果は異なります。

-37dBm

信号強度では「-45dBm⇒-37dBm」に向上。言い換えると送受信がしやすくなったということですね。

ただし、アンテナを交換して“受信強度”が上がったとは言えません

結論:Wi-Fi用ブースターアンテナに効果がある人・ない人

アンテナとテザリングをしているスマホ
にゃんすけ

V字型に開くとダイバーシティアンテナっぽく安定性が増すらしいです。本当かどうかはわかりません。

パソコンの背面にいたアンテナを手前に移動したことにより、テザリングをしているスマホとの間に遮るモノがなく「最大の実力が出ただけ」の可能性が高いです。

つまり、デスク下にパソコンを置いている人やルーターからの距離が遠い人などが電波の送受信をしやすいよう、機器にアンテナを近づけて環境を良くした場合は改善の効果があると思います

逆に、同じ距離(位置)で感度を上げるために、このアンテナに交換しただけでは「効果なし」または「悪化する」可能性も考えられます。

というのも、配線の長さが1.5m以上になると電波信号は減衰してしまうそうです。今回購入したアンテナの配線は2mですので、少なからず元のレベルよりは弱くなっていると考えます。

交換したWi-Fiアンテナ

それと、交換前・交換後のアンテナは長さや材質にこだわって作ってあるとは思えません。なんとなくソレっぽく長さも程よくみたいな感じがするんですよね。

長さ・本数は同じ。プラスチックアンテナから同じようなプラスチックアンテナに交換しても意味はなさそう。Bluetoothの飛び具合(受け具合)に変化はないですし。
※Wi-Fi 兼 Bluetoothアンテナです

Amazonカスタマーレビューでは、効果があった人と効果が無かった人が入り混じっていて、やはり条件により結果は異なるようです。

別置きWi-Fiアンテナで効果がある人ない人
  • アンテナの位置を変更したい⇒効果あり
  • 既存のアンテナから強化したい⇒効果なし

これがすべてですね。あらためてカスタマーレビューの内容を確認してみると、アンテナ位置を変更した人は☆が多く、既存のアンテナから強化目的で交換した人は☆が低いです

もちろん、この商品に限ったお話で別のアンテナにすると違った結果になるはずです。どのような目的で購入するのかによって、どのような対策をするか検討してみてくださいね。

ご参考になれば幸いです。

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