Webサイト上にある画像をピン(ブックマーク)で集めていくPinterest。先日、ブログ用で作成したPinterestのアカウントが突然停止されました。
ポリシーに違反するような行為は特に思い当たらず、むしろまったくと言って良いほど活用していなかったので、停止された意味が分かりません。

警告もなく問答無用で停止してしまいログイン不可。「修正する余地」や「何がいけなかったのか」の確認すらできない。
とはいえ、Pinterestにアカウントを誤って停止されたと思う場合は再審査をしてもらえます。
48時間以内に「再開(復活)または削除」の結果を報告してもらえる…はずが、大幅に期日を越えてからなんとか再開してもらえました。
画像をたくさん集めている人は突然使えなくなると悲しく不安ですよね。この記事では、Pinterestのアカウントが停止されてから再開するまでの流れ・方法をご説明しています。
Pinterestのアカウント停止から再開するまでの流れ・方法


アカウントが停止されると、いつの間にかPinterestからログオフされます。アプリ・ブラウザ共にログインすることができず何もできません。
アカウント停止についての詳細は登録していたメールアドレスに届きます。
「先にお送りしました停止の理由及び申し立て方法が記載されたメールをご確認ください。」
ということで、メールに記載されている内容を確認するしかないです。
もしメールが届いていなかった場合はPinterestまでお問い合わせします。サポートセンターが結構雑みたいで、いつまで経っても返事がない時もあるそうです。
サポート・お問い合わせは何故か英語で表示されることがあります。その場合は、ブラウザの翻訳機能を使いましょう。
メール内のリンクをタップする


届いたメールを確認してみると、僕の場合は「スパムポリシー」に違反していたとのこと。
- アイテムを不必要に繰り返し保存する
- Pinterestのシステムを悪用する
- 詐欺的なメッセージや未承認広告を投稿する
どれも当てはまりませんね。
自分からピンすることはほとんどありませんし、ブログの画像を自動的に投稿するような設定はPinterest公認のやり方です。それに詐欺的なメッセージは投稿していません。
ただ、ブログ内に表示されている画像広告が自動的に投稿されていたらアウトの可能性が高いかな。このメールが届いた時点ではログインができず、どんな画像を自動で投稿していたのかも見れません。
無理やり見ようと思うと別アカウントを作成して停止されたアカウントを覗くしかないです。
元のアカウントでピンの修正は出来ず、もしアウトそうだった場合は完全に削除されるまでに7日間の猶予があるので、別アカウントで大事な画像を保存し直したほうが良いかも。
問題がなく誤って削除されたと思う場合は、メール内の「こちらのリンク」をタップします。
調査が始まる


メール内のリンクをタップすると…
「ありがとうございます。Pinterestがすぐに調査いたします。」
という素っ気ない画面が出ます。
スマホで操作していて、この画面が出ない場合は立ち上がるアプリを確認してみてください。
- Chromeアプリ(ブラウザアプリ):何もならなかった⇒NG
- Pinterestアプリ:「すぐに調査いたします」の画面になった⇒OK
どちらが自動的に起動するかはスマホの設定次第です。
機種によりますが「設定⇒アプリ」でブラウザアプリが「標準アプリ」になっていると、Pinterestの閲覧は勝手にブラウザアプリが選択されてしまいます。



一時的に設定を削除するか「毎回選択」でその都度選べるようにして、Pinterestアプリが開くようにしましょう。
あとは、48時間以内の結果報告を待つだけです。
48時間以内に結果報告が送られてくる


「48時間以内に調査して連絡する」となっていますが、実際は7日間(181時間)も経過した頃に結果が届きました。
海外から発信している時差を考えて+12時間の余裕をみても、さすがに遅すぎです。
僕と同じように48時間を超えてもメールが届かない人は、とりあえず一週間待ってみると再開の連絡が届くかもしれません。



60時間を過ぎてからは「あぁ、ダメだったんだ。何もしていないのにな…。」と落ち込みました。
「ご迷惑をおかけして大変申し訳ありません。アカウントを非アクティブにする際にエラーが発生していたようです。」
ということで、停止されていたPinterestのアカウントが再開されました。
Pinterestのアカウントが停止される理由


基本はプログラムによる自動巡回でアカウントを停止しており、「怪しい動きがあった」だけでよく間違って停止しているようです。
正直にいうと検知精度が低い。
間違ってアカウントを停止するパターン例
- 肌の露出が多い画像のピン
- 食品画像のピン
- 複数アカウントの作成・所持
- ゲーム画像のピン
- 自動投稿の設定を変更した(ブログ)
など
例えば、「ヨガをしている女性」や「調理前のお肉」「複数の端末でアクセスをした(スマホ・PC)」「格闘ゲームやシューティングゲーム」「プログラム投稿」なんかは、不正ではないのによく停止するようです。
こういったセーフな画像で停止になるのに、明らかにアウトな画像がスルーされていることも多く、どのような基準になっているのかは不明。
雑誌等の著名人の画像も多くアップされていて、最悪の場合は事務所が動くという事も考えられますので、関わらない(ピン・リピンしない)方が良いでしょう。
今回、僕の場合はブログ内の画像にマウスポインタ―を置くと「保存ボタン」が出るようにPinterest公式の方法でコードを設定したところ、3日後にアカウント停止措置が取られました。
※現在は削除済
ピンやリピンはしておらず、スパム行為のポリシー違反になった理由はコレだと確信(サイトのセキュリティとアクセスに該当)。
正しい方法なのに「そりゃね~よ」といった感じで、若干Pinterestに対する信用をなくします。
ポリシー違反の種類


- アダルトコンテンツ
- 搾取
- ヘイト活動
- 虚偽の情報
- 嫌がらせと批判
- 個人情報
- 自傷行為や危害を与える行為
- 暴力
- 危険な組織や個人
- 危険物や危険な活動
- なりすまし
- コメント、メッセージ、試してみた投稿
- 知的所有権とその他の権利
- サイトのセキュリティとアクセス
- スパム行為
など
アダルトや暴力なんかは誰がみてもアウトですが、「試してみた投稿」ってかなり微妙ですね。
「知的所有権とその他の権利」も難しくて、良いなと思ってリピンした画像が実は著作権に問題があった場合は、違反に加担してしまうことになります。
そのため、ボードに画像を増やすためにリピンしまくるのも、あまりよくはないのかなと考えます。
要約
引用元:Pinterest 利用規約の改定 8.補償(2018年5月1日発行)
あなたの Pinterest におけるビジネス行為が原因で Pinterest が訴えられた場合、その費用を負担するのはユーザーのあなたです。商用目的で使用する場合は、Pinterest の使用を開始する前にビジネス向けアカウントを作成し利用規約(ビジネス向け)に同意する必要があります。
例えば、第三者の画像で儲けたり損失を与えたりして訴えられた場合、「その費用を負担するのはユーザーのあなたです。」と記載されています。
自分のオリジナル画像や「保存ボタン」の無いWEBサイトから画像を保存しまくると非常にリスクが高いですね。
まとめ
Pinterestのアカウントが停止された場合に再開する方法をまとめます。
- 登録しているメールの受信ボックスを確認
- 届いたメール内の「こちらのリンク」をタップ
- 48時間以内に審査結果が届く(遅延あり)
- 問題なし⇒アカウント再開
前までは「こちらのリンク」からの審査申請ではなく、メールで自分から「ポリシー違反はしていません」と連絡をしていたそうです。
文章を作成する手間が省けて少し楽になりましたね。それでも、もう少し停止までの手引きや精度をなんとかして欲しいところ。
Pinterest内の画像共有は許可されていますが、本当にアカウントが削除されてしまわないように、出所の分からない画像の利用は控えましょう。