舌の上が白くなる「舌苔」は見た目が悪いだけでなく、細菌や食べ物のカスなどが集まったもので、口臭の原因の一つです。
起床時の不快感があったり、味覚が鈍感になることもあってデメリットばかりです。
舌苔を除去する舌磨きはブラシだけではなく、クリーニングジェルと併用すると効果的なのですが、1,000円以上する高価な物が多くて困ります。
ライオンから安価な「NONIO 舌クリーニングジェル」が売っていたので使ってみました。
「NONIO 舌クリーナー」と同時に使った時の舌苔の取れ具合や感想をお伝えします。
NONIO 舌クリーニングジェルをレビュー

「NONIO 舌クリーニングジェル」は、ブラシの上に約1.5cm取り出し、舌の上を磨くことで汚れを落としやすくなります。
研磨剤が使われておらず、舌に優しく舌苔を取り除くことが可能です。
同シリーズの「NONIO 舌クリーナー」がなかなか優秀で「ラバー・スクレーパーと高密度毛束」のダブルの力で汚れを落とします。
硬過ぎず柔らか過ぎず、ジェルとクリーナーの相性が良くて、特にこだわりがなければ合わせて使うことをおすすめします。
実際に使ってみるとクリーニングジェルが「有ると無い」では大違いでした。
クリーニングジェルの舌苔除去効果もあって、継続して使うことで舌苔の付き方が少なくなるメリットも感じることができました。
舌磨き前の状態

※お見苦しいので画像を小さくしています。
舌磨きをする前の状態で舌全体にうっすらと白い舌苔が付着しています。
この状態から歯ブラシで舌磨きをしてもあまり変化がありませんでした。歯ブラシで舌苔を取り除く限界ですね。
舌磨きをした結果

NONIO 舌クリーニングジェルと舌クリーナーを使って舌磨きをした後の状態です。
全体的に白かった舌がタラコのようなピンク色になり、舌苔が取れて光が反射するほどキレイな状態になりました。
午前中に使用したのですが舌苔が付きにくくなり、翌日の起床時には口の中の不快感がかなり減ります。
洗口液なしでも朝の口臭が大幅に低減されて、個人的な感想はクリーニングジェルはかなり除去効果がある感じました。
舌クリーナーと併用するデメリット

デメリットとしては、ラバー・スクレーパーのポケットが小さく汚れたクリーニングジェルですぐに満タンになってしまいます。
そうなると水で洗い流さなくては掻き出しにくいので、クリーニングジェルの使用頻度が高くなってしまいます。
45g入りで約90回分ですが、継ぎ足して使用しているとすぐになくなってしまいます。あと、舌クリーナーの頭が少し分厚くて少し嗚咽しやすいと感じました。
舌磨きをする際の注意点

- 舌磨きは一日1回まで
- 強く磨きすぎない
- 舌クリーナー(ブラシ)は清潔に
- 洗面台の上で使う
舌を磨きすぎたり強くブラッシングすると傷を付けることがあるので、舌磨きは一日1回までです。
舌クリーナーを使うと汚れがよく落ちます。舌クリーナーの使用後は、よく水で洗い流しましょう。
密度の高いブラシと舌苔をキャッチするラバー・スクレーパーの中に汚れがたくさん溜まります。
流水と、もみ洗いで舌の汚れをよく落として清潔に保つことで、長持ちをさせることができます。ちなみに、舌クリーニングジェルにはマイルドミントが使われており唾液が大量に出ます。
だらだらと唾液が垂れて床や机などが汚れる恐れがあり、「舌磨きは洗面台の上でする」ことをおすすめします。
さいごに
NONIO 舌専用クリーニングジェルの洗浄効果はなかなか高いと感じました。Amazonでは限定のジェル・ブラシセットを販売をしています。
上手く組み合わせるには安価なクリーニングジェル単品で買って、好みの舌ブラシに変更するのがベストだと考えます。
特にこだわりが無ければ、NONIOシリーズで揃えると良いですね。