30歳を超えてからチラホラと白髪が出始めました。
最初のうちは見えている部分をハサミで切って凌いでいたのですが、35歳になった今では爆発的に増え続け、対処できないほどに…。
そこで今回使ってみたのが「hoyu メンズビゲン ワンプッシュ」です。
まぜる手間いらずのワンプッシュ!ブラシでとかすだけ!ということで、初めての白髪染めでも簡単そうで購入しました。
- ビゲンワンプッシュってしっかり染まるの?と、疑問をお持ちの方
- まだ白髪はないけど、もうすぐ生えるであろう世代の方
テレビCMで頻繁に流れている有名商品。ドラッグストアや薬局でも売っている、安い白髪染めでも簡単にしっかり染まるのか?
ブラシでとかすメンズビゲン ワンプッシュの白髪染め
すごく長い白髪がたくさん生えております。
特に内部が酷くて、場所によっては5本くらいが集合している状態です。今まで一度も白髪染めをしたことがないので、根元から毛先まで全部真っ白。
もう35歳のオッサンですので「若々しく」とまでは言わないけど、見栄えの悪い白髪を染めていきます。
内容物
箱を開けるとボトル本体と付属品が入っています。
- ボトル
- 専用ブラシ
- 洗浄スポイト
- 手袋(両手)
- 説明書
説明書に手袋が糊で張り付いている仕様で、最初は手袋がどこにあるのか分からなかったです。焦らず説明書を開き、手袋を剥がしてから使います。
ショートヘア(髪全体)で使うと15プッシュできて約2回分。洗浄スポイトは1回目の使用後に、ノズルが詰まらないよう洗い流すための付属です。
ビゲンのワンプッシュタイプは6ヶ月以内を目安に残りは取って置けます。次回も使えると考えると1回分が500円前後で、美容院や床屋さんでやってもらうよりも安上がりですね。
自分で用意するもの
- 化粧ケープかタオル
- ティッシュペーパー等
- 輪ゴム2本(手袋用)
- 汚れてもかまわないタオル
- 水をはじく油性クリーム
- シャンプー・コンディショナー等
- 新聞紙等の敷物
- 鏡
- 時計
めちゃくちゃ多いです。「水をはじく油性クリーム」は生え際に塗ることでクリームが付いても落としやすくする理由で入っています。
なくても使えますが用意している方が良いですよ。
※詳細は後述します。
「化粧ケープなんてないわ!」と思って上半身裸で白髪を染めた後、お風呂に入りましたけど完全に誤った使い方。シャンプーで流した黒い液剤が全身をつたうので、きっと粘膜によくないです。
白髪染め初心者のあやまち。首から下はタオルで保護して洗い流しましょう。
ワンプッシュで簡単に混ざる
黄色と白色のクリームが混合すると黒色に変化して、染料が毛髪に浸透していきます。ボトルを振る動作すら不要で、レバーをプッシュすると2剤が同時に出てきて本当に簡単。
嫌なニオイではなく、ほのかなシトラスの香りでした。
乾いた髪の状態で2色のクリームがよく混ざるように、白髪の多い部分からとかして混ぜます。正直なところ、もみあげや生え際はブラシの端だと塗りにくい。
そしてブラシでとかしているだけだと、中の白髪まで到達しているのかちょっと不安でした。
最初は混ざっていても白っぽい色で徐々に黒色に変化していきます。ブラシで塗ると、どうしても肌に付いてしまうので、こまめに拭き取らなければなりません。
7番のナチュラルブラックの場合は「塗る時間7分+放置時間5分」の合わせて12分が染時間です。短髪で早く塗り終えても「塗る時間の7分が経つまで」は待ちます。
12分経ったら、よくすすいでからシャンプーを2回します。特にきしみは気になりませんでしたが、コンディショナー等で毛髪を保護すると、色落ちせず長持ちするとのこと。
毛量が多くてもしっかり染まる
結果としては心配していた内部もしっかりと染まっていました。
髪の毛をかき上げても白髪は見つかりませんし、手探りでとかした後頭部もムラなく染めることができています。
ドライヤーで乾かしている最中は若干パーマ液っぽいニオイでした。
毛量が多くて硬い僕でもこれだけ染まれば、ドラッグストアや薬局で売っている安い白髪染めで十分かなと。ブラシがやや塗りにくかったことを除けば、コスパの良い商品ですね(本当は手に取って塗りたい)。
ちなみに10本ほどの白髪を事前に切って、直接染める実験をしています。
左の染めていない白髪と比べて自然に近い黒色に仕上がっています。近くで見ても気づかれないレベル。
元の黒髪も変に黒くなることはなく、キャッチコピー通りの「ムラなく自然な仕上がり」になります。
あとはどれくらいの耐久性があるのか。毎日のシャンプーで、すぐに落ちてしまっては意味がありません。しばらく様子を見て追記します。
拭き取らないと肌も染まる
おでこに2色の混ざったクリームが付着していたようで、肌まで黒く染まってしまいました。ゴシゴシ洗っても取れなくて、ちょっと目立ちます。
周りの毛穴にも入り込んで黒くなっています。
こうならないように「水をはじく油性クリーム」を自分で用意しておくべきです。
油性クリームを生え際やおでこ、もみあげ周りに塗っていると、弾いて落としやすくなるはず。完全にやらかしました…。
「明日は人に会うし白髪染めしちゃおう!」
と、前日に染めるのは止めておいた方がいいかも。もし短髪で前髪を下せない人は、どうしようも隠すことが出来ないです…。
肌に付いてしまったらこまめに拭き取りましょう。
さいごに
初めての白髪染めで慣れてないこともあって、色々と下手過ぎました。いつもの間にか指にもクリームが付いていて、いくら洗っても落ちません。
とはいえ、もっと黒々しくなるのかと思っていましたが、自然な感じに仕上がりました。「メンズビゲン ワンプッシュ」は使いやすくて、簡単に染まるので買ってよかったと思います。
昔は実家の親父が白髪染めをしているのを眺めていました。
今では僕が父となり、白髪染めをしている。感慨深いといいますか、年々歳を取っているのだなぁと実感します。
Amazonではケープ付きが売っています。