現役バリバリで働いているお義母さんが社員旅行でマレーシアとシンガポールに行きました。
(超ホワイトな会社で羨ましい!)
ありがたいことにTシャツやお菓子のお土産をたくさん頂いたのですが、その中で一つ気になるお菓子があったのでご紹介します。
それが上記画像の「てんとう虫のチョコレート」です。
てんとう虫の顔が可愛くもあり不気味にも感じる缶の中に、ミルクチョコレートががたくさん詰まっています。

なんとな~く口元が〇ッキー〇ウスに似ているような似ていないような…。
このお菓子はMunz(ミュンツ)というスイスのお菓子メーカーが製造しており、スイスのチョコといえばミルクチョコレートがポピュラーだそうです。
マレーシアやシンガポールと関係ないっちゃないのですが、その点は置いておきましょう。
「羽が開くギミック」が搭載された缶を開くと、衝撃的な光景が広がりました。
Munz(ミュンツ)てんとう虫BOXチョコレート
それでは、てんとう虫BOXチョコレートを開きます。
てんとう虫のチョコレートが満載





ひぃ~~!(虫が苦手)
羽を開くとたくさんのてんとう虫が!虫が苦手な人や集合体恐怖症(トライポフォビア)にとっては衝撃的な光景です。ちなみに20個入っています。
アップでどうぞ。(意地悪)


1つ1つのてんとう虫チョコレートは可愛い


てんとう虫チョコレートは、紙製の土台にチョコレートを載せ、アルミの包み紙で包装されています。



ハロー!
スイスの公用語に英語はありませんので「ハロー!」とは言いませんが、言いそうな雰囲気だったので言わせました。
包装紙には顔が描かれていて、一つ一つのてんとう虫は意外と可愛い。
それでは、てんとう虫チョコレートを開封します。
てんとう虫チョコをどうやって開封するのか?


てんとう虫チョコレートは包装紙に切れ目が入っていないので、胴体と土台の間を毟(むし)って開封します。



残忍な開け方…。


中身のチョコレートが出てきました。
3cmほどの丸みをおびたミルクチョコレートで中身はいたって普通です。
くしゃくしゃになった、てんとう虫くんの姿がすこし悲しい。
てんとう虫チョコレートを食べた感想
チョコレートを食べた感想は「普通に美味しい」です。
某国産メーカーのミルクチョコレートとほぼ変わらないというか、まったく同じ味でした。Munzのチョコレートとは知らずに食べても、全く違和感なく美味しくいただけます。
チョコレートの風味はどちらかというとチープ。もちろん、ミルクチョコレートなので甘いけど激甘まではいかず、すっきりとした後味です。
てんとう虫チョコレートは、海外旅行のお土産や日本の輸入雑貨店でも取り扱っているところがあるそうです。見かけたら是非買ってみてください。
空き缶をインテリアに再利用したり、インパクトがあるので相手の方の反応を見れて面白いと思いますよ。
なぜ「てんとう虫」のチョコレートなのか?
昆虫の「てんとう虫」にどういったイメージをお持ちでしょうか?
なぜ、てんとう虫型のチョコレートにするのかをざっくり調べてみました。
てんとう虫は縁起の良い虫
和名の由来は枝などの先端に立って行き場がなくなると上に飛び立つ習性なため、それを「お天道様に飛んで行った」と感じ、太陽神の天道からとられ天道虫と呼ばれるようになったとされる。和名ではナミテントウ一種を指して単にテントウムシと呼ぶ場合もある。
引用元:Wikipedia テントウムシ
てんとう虫は世界的にも縁起の良い虫として認識されているようです。
日本の太陽神といえば、日本神話に登場する天照大御神(あまてらすおおみかみ)ですよね。
日本では太陽神の天道(太陽が天空を通過する道)から天道虫と呼ばれるようになり、「神様の使い、何か良いことが起きそうな幸運のシンボル」として扱われています。
海外でも
てんとう虫の英語名は「ladybirdまたはladybug」です。
頭に「lady」が付くのは聖母マリア様と関係があるそうな。
テントウムシは欧米でもっとも愛されている虫である。その愛称も英語では〈マリア様の虫(鳥)ladybug(ladybird)〉(後者はOur Lady’s birdの略),ドイツ語でも同じでMarienkäfer,フランス語では〈マリア様のお馬cheval de la Vierge〉〈神様の虫bête à bon Dieu〉などである。この虫が天上と結びつくのは,指にとまらせると必ず上へと上がっていき,指先から飛びたつこと,その色彩と形が愛らしいことによるのであろう。…
引用元:コトバンク ladybugとは
ドイツ語やフランス語でも「神様の虫」として呼ばれているなんてすごいですね。
全く知らなかったことなので、てんとう虫の印象が変わりました。こういった理由から「縁起の良いてんとう虫」をお菓子のパッケージに使うのだと推測します。
他メーカーのてんとう虫チョコレート
Munzの「てんとう虫チョコレート」は通販サイトで見つけることができなかったのですが、他社メーカーでも似たような、てんとう虫チョコレートを販売しています。
カファレルというメーカーが有名みたいで缶のデザインが可愛らしい。業務用で大量に販売しているところもあるので要チェックです。
成城石井ではオランダ産のてんとう虫チョコが売っています。
さいごに


中身は美味しいけど見た目は苦手。縁起の良い、てんとう虫のチョコレートをご紹介しました。
こうやって集合させるとやっぱり怖いです。1つにしたら全然怖くないけど、虫が苦手な方は、まとめて見ないようにしないといけないです。
肝心のチョコレートは美味しいので見かけたら是非買ってみてくださいね。