インプレッサスポーツの完成検査リコールとコンピュータープログラム書換え(リプロ)をしてもらいました。
プログラム書き換えはリコールとは関係なく、加速時にギクシャク・ガタガタして綺麗にエンジン回転が上がらない症状があったので、ついでに実施してもらっています。
今回は完成検査リコールを受けた時の詳細をお伝えします。
スバル 完成検査リコールの詳細
検査機器で完成検査をする
車に問題はなく無事、完成検査が終わりました。
完成検査ではヘッドライトの向きや光度、タイヤの向き(簡易的測定)、ホーンの音量、排気ガスの状態を機器で検査します。
1年間に何も問題なく運転できていたとしても、機器による測定でしっかり判断してもらうと安心できます。
作業時間は?
作業時間はリコール+12か月点検+コンピューター書き換えでちょうど1時間半でした。
リコール実施にかかる時間は案内に「約3時間」と書いてあります。しかし、封書に書いてあるリコールの作業時間は多めに書いているだけで、だいぶ早く終わります。
12か月点検に洗車が付いていましたが、洗車機で洗うようなので断りました。「節水にご協力していただいた」という形でボックスティッシュが貰えてラッキー。
リコールで5万円をキャッシュバックしてもらう方法
スバルの完成検査リコールで、5万円をキャッシュバックしてもらえる理由は、車両の生産時に必要な検査が出来ていない(未実施項目がある)からです。
本来は検査代も車両価格に含まれているのですが、作業をしていないので検査未実施として5万円が返金されます。
つぎは、スバルからリコールで5万円をキャッシュバックしてもらう方法をお伝えします。
5万円を貰うためには店頭で申込署に記入する
5万円を貰うためには店頭で申込署に記入します。
リコールと12か月点検が終わると、スタッフが「完成検査証の妥当性を確認する点検へのお支払い 申請書」を持ってきます。
申請用紙の記入は簡単で「氏名、住所、電話番号」だけを書けばOKです。あとは、スバルのスタッフが処理をしてくれます。
スバルに申請書を提出してから、だいたい3ヶ月後に「メーカーから普通為替」が送られてきました。この普通為替を郵便局の窓口に出すと、5万円を受け取れます。
リコールを受けてから5万円(普通為替)はいつ届くのか?
申請してから2か月でスバルから5万円の普通為替が郵送で届きました。
申請時期によっては混雑していて、届くまでに時間がかかる場合があるそうです。
完成検査リコールを受けて申請用紙を提出したのに、なかなか届かない場合は念の為スバルに問い合わせてみた方が良さそう。
加速時の「振動」「しゃくり感」はリプロで対応してもらいました
完成検査リコールとは関係がないですが、僕のインプレッサスポーツ(GT6)は加速時に『ボボッ』となって、エンジン回転が綺麗に上がっていかないことが多々ありました。
特にエアコンのA/CボタンをONにしている時に症状が多発します。
整備士によると「エンジン制御のプログラム修正(リプロ)」があるそうなので、プログラムの書換えをしてもらうことになりました。
エンジンプログラムを修正してもらった結果
加速時の『ボボッ』という振動と変速ショックがマイルドになり、だいぶ改善されたと感じます。全体的にエンジン回転が下がってエンジンブレーキがすこし弱くなったように感じます。
このプログラム修正は「エンジン振動対策と別の不具合対策」も含まれていて一緒にアップデートするとのこと。詳しくは教えてくれませんでしたが、アイドリングストップやCVTの制御も同時にアップデートされたのだと思います。
ディーラーは不具合情報をたくさん持っているが聞かないと言わない
メーカーは全国の不具合情報を吸い上げて、対策を検討してからディーラーに情報を発信しています。
保証とはお客様の申し出があった場合に対策するものなので、リコール以外は自分から申し出ないと対策をしてくれません。
不具合なく気持ちよく運転するために、些細なことをディーラーに相談してみても大丈夫です。何か対策できることがあれば施してくれます。