トイズキャビンの「1/64スケール ガレージツールコレクション」がガチャガチャの森に入荷していたのでゲットしてきました。
ラインナップは自動車整備で使う道具と設備がメインの全4種類。
ミニチュアカーと組み合わせて撮影するとまるで本物の整備工場!2柱リフトやガレージジャッキ、ツールワゴンなどがめちゃくちゃ細かく再現されていて、車好きなら惹かれること間違いなし!
僕は元自動車整備士なので、整備士あるあるも交えながらレビューしていきます。
ガレージツールコレクションのラインナップ
- リフトセット
- ツールセットA
- ツールセットB
- ツールセットC
それぞれのセットに床板プレートが9枚入っていて、実際の自動車整備士が使う道具が盛りだくさん付属。
かなりマニアックなラインナップでございます。
基本情報
発売元 | トイズキャビン |
対象年齢 | 15歳以上 |
ラインナップ | 全4種類(シークレットなし) |
材質 | ABS |
価格 | 1回300円 |
公式サイト | トイズキャビン |
リフトセット
- 床板プレート 9枚
- リフトセット
このタイプのカーリフトはよくあるアーム型の2柱リフトです。
本体のカラーリングが青色でアームが黄色ってところも本物っぽくて良いですね。ツールデポ社の「PEAKLIFT」にめちゃ似ています。
ガレージツールコレクションの中で当たりです。
アーム部分は差し込み位置を変更することで高さを選べます。差し込む穴がピッタリすぎて硬かったのが難点。
無理に押し込んだり引っ張ったりすると折れてしまいそうで、こちらも壊してしまわないようにご注意を。
実はいうと本物の2柱リフトの扱いはちょっと苦手です。車を配置したあとに降りにくいし、アームを伸ばしてジャッキポイントに当てる調整がちょっと面倒。
整備士あるあるなんですが、幅が狭いタイプのリフトはハイエースみたいなバンだと、ドアが完全に開かず降りられません。
後部座席に移動できるのであれば、スライドドアから降りて作業にかかります。
ツールセットA
- 床板プレート 9枚
- ワークベンチ
- ツールワゴン
- ドラム缶
- メカニッククリーパー
車の下に寝ながら滑り込むメカニッククリーパー(台車)は映画やドラマなんかで見たことがある人も多いはず。実はあれで作業するのは身動きが取れずにけっこうしんどいです。
ドラム缶は使用済みオイルフィルターや廃冷却水を溜めておいて、業者さんに回収してもらうために使います。
ドラム缶のふたはツールセットBの中に含まれており、AとBが揃って組み立てが完成。
ツールワゴンやワークベンチなど、それぞれのサイズは約1cm~0.5cmほど。どうやって塗装をしたんだろう?と不思議に思うくらい細かく精巧に作られています。
次作は廃オイルの受け皿やパーツクリーナーのガチャガチャを作って欲しい。
ツールセットB
- 床板プレート 9枚
- タイヤチェンジャー
- 扇風機
- 消火器
- ドラム缶のふた
- エアコンプレッサー
こちらはゲットならず。工業用タイプの扇風機はかなりマニアック…だけど夏の必需品です。
ツールセットBはタイヤチェンジャーやエアコンプレッサーなんかも、一般の方が見慣れないようなツールばかりがラインナップされています。
自分のガレージにこんなリフトやエアコンプレッサーなどがあれば、ほとんどのカーメンテナンスができちゃいます。
車を趣味にしている方、これから運転免許を取得する車好きの方の憧れですね。
ツールセットCが2つダブりになったところで売り切れてしまって、ツールセットBはゲットできませんでした。単品でネットで買うか再入荷していたらゲットしたいと思います。
ツールセットC
- 床板プレート 9枚
- ジャッキスタンド
- ハンマー
- インパクトレンチ
- タイヤ
- エアゲージ
- ツールボックス
- フロアジャッキ
ガレージツールコレクションの中で一番細かいセットです。
ハンマーやインパクトレンチは約5mmしかなく、指でつまんで持つのも一苦労。ピンセットを用意しておくことをおすすめします。
トイズキャビンが得意なプラモデルタイプで基本はゲートから切り離して組み立てます。右の画像のように人さし指と比べると、それぞれのツールが本当に小さいです。
勢いあまってインパクトレンチが真ん中から折れてしまいました…。ニッパーなどで慎重に切り離してくださいね。
ツールセットCはジャッキスタンドやタイヤが1カプセルに2つしか入っていませんので、2カプセル分あった方が良いかも。
主にフロアジャッキを使ったガレージでのタイヤ交換ができちゃうラインナップです。
1/64スケールで各部がしっかりと色分けで塗装されていて驚き。ガチャガチャの次元を超えた出来栄えです。
床板プレートについて
1カプセルにつき9枚入っている床板プレートは、「裏面の数字または刻印」を見ながら同じ向きに合わせていくと上手く接続できます。
複数回ガチャってそれぞれの床板を繋げ、大きな整備工場にすることも可能です(一枚約2.7cm)。
ガレージツールコレクションの遊び方
「リフトセット・ツールセットA・ツールセットCを2つ」の4つで並べてみると、なかなか整備工場っぽいです。
より本物っぽくするためにツールラックや外壁も他社で売っていそうなジオラマセットで揃えたい。
ガレージツールコレクションの汎用性は高いので遊び方は無限です。
リフトが少ない工場は、ガレージジャッキとリジットラック(通称:馬)で車を持ち上げることが多いです。
どちらかというと軽微な整備は全部ガレージジャッキで、大掛かりな作業はリフトを使います。
それでは、以前ガチャったスタンドストーンズの「Cカークラフト 日産スカイライン GT-R」をリフトに乗せてみます。
ミニチュアカーを使うと雰囲気が出る
1/72スケールでもピッタリ収まります。安定感抜群で倒れてしまう心配はありません。
ガレージジャッキを使ったジャッキアップも様になっています。ガレージツールコレクションを使うと、整備をしている車の雰囲気を簡単に出せて面白い。
交換済みの廃タイヤの上に傷をつけてはいけない重量物を乗せるのはあるあるです。(念の為、プチプチクッションを敷きます)
ちなみにトミカでもピッタリサイズでした。
ランボルギーニやマクラーレンはさすがに整備をしたことがないけど、この光景は胸熱!車種によって重量が違いますので、アーム部が耐えられるかを確かめながら乗せてくださいね。
恒例(?)の仕事猫(トイズキャビン製)を登場させてみました。相変わらず工場(現場)が似合う奴!
指差呼称で「ヨシ!」って言っているくせにエンジンルームに工具を置き忘れちゃうヒューマンエラー。急いでるからと言ってエンジンルーム内に工具を置いちゃダメ。
2人でリフト作業をするときは「リフトあげま~す!さげま~す!」の呼びかけはマジで大切です。
車の下で作業をしているのに勝手にリフトを操作すると当然、激怒られ案件。これは先輩がリフト下で作業しているのに呼びかけなどの安全確認を怠った安全配慮義務違反ですね(適当)。
仕事猫とのサイズ感があっていないのはすいません。
仕事猫3くらいで小さいサイズバージョンを出して欲しいなぁと切に願いますよトイズキャビンさん(仕事猫2はネットで予約済み)。
さいごに
ガレージツールコレクションのガチャガチャは精巧にできていて満足度が高かったです。工具関連は驚くくらい小さすぎて、老眼の人は多分見えません。
冗談抜きで拡大鏡のご準備をおすすめします。
追記:すごい!と思ったのでTwitterから引用させてもらいます。この発想はなかった。
ガレージツールコレクションめちゃくちゃ良いじゃん!!#ダイアクロン pic.twitter.com/aBQwDFueQh
— NAYUTA (@MISTERSYACHIKU) July 7, 2020
車好きには堪らない、トイズキャビンのガレージツールコレクションのレビューでした。
案の定、大人気で売り切れ続出です(10月に再販決定)。ネット通販で買うと探しに行く手間が省けて即全部揃いますよ。