夏は冷たいものが食べたい。
世界一のどら焼き生産量を誇る丸京製菓株式会社より、夏季限定で販売されている「氷凍DORAYAKI(どらやき)」が100均ショップのミーツで売っていたので購入してみました。
冷凍庫でキンキンに凍らせてから食べるタイプのどら焼きで夏場にピッタリ。と言いたいところですが、冷凍庫に数日間放置してもまったく凍らず、ただ単に冷たいどら焼きでした。
どら焼き自体は美味しかったのにパッケージみたいに凍らなかったのと、あずきバーのようなイメージで食べたのでちょっとガッカリ。
氷凍DORAYAKI(どらやき)をレビューします。
凍らせて食べる氷凍DORAYAKI(どらやき)をレビュー
氷凍DORAYAKI(どらやき)は食べる前に冷凍庫で24時間以上かけて凍らせます。お店で購入する時は常温で陳列されていて、買ってすぐに冷たいどら焼きをいただくことはできません。
アイス用の冷凍庫に入った状態で売っていたらすぐに食べれて便利ですね。
家に帰ったら冷凍庫へ。
開封すると普通のどら焼きが現れた
開封すると中に入っていたのは紛れもなくどら焼き!和菓子屋さんやスーパーで複数個入りのどら焼きを買ったらこんな感じで包装されています。
丸京の「つぶあんどら焼き(通常タイプ)」をそのまま氷凍仕様のパッケージに詰め替えただけではないのか?という疑惑を抱きながらも触ってみると柔らかい。
冷凍庫に3日ほど放置したにも関わらず、氷凍DORAYAKIはまったく凍らなかったのです…。調べてみると水に砂糖などの不純物が入っていると、凝固点が降下して凍りにくいそう。
凍らない場合は「冷凍室の設定を強める」とパッケージ裏に書いてありますが、余ったお肉やご飯がカッチンコッチンに凍ってしまう性能は出ていて、温度設定の問題ではないはず。
ちなみにビニール包装を取るとどら焼きの皮が一部めくれてしまいました。SNS映えとか見た目重視には向きませんね。
冷凍してもまったく凍らない
どら焼きを半分に切ってみるとスっと包丁が入ります。皮やあんこの部分が「シャリシャリしてる」とかいうのもなくて、すんなり切れてしまいました。
家庭用冷凍庫の温度は−18度以下になるように設計されているそうで、氷点下の環境で皮やあんこが凍らないのは逆にすごいことかもしれません。
半分に切ってあんこを露出させた状態かつ、もっと室温が低い急速冷凍室でさらに2日間放置しましたが、状況は変わらずどら焼きは凍りませんでした。
以前、コストコで購入した大容量のホットケーキミックスで大量に作って冷凍保存をしたパンケーキや巨大ピザは、当然のようにカチンコチンに凍ります。
同じ薄力粉ベースで作られているものでも、凍り方の違いがあって面白い。
子供が大きくなったら自由研究のネタにしよう。
食べた感想は「普通にどら焼き」
一口食べてみると「やや冷たい」と感じる程度で「氷凍DORAYAKI」という商品名はちょっとやり過ぎだと思います。
長時間冷凍庫に入れていた割にひんやり感が少なくて、あずきばーやアイス最中のようなイメージで食べるとダメ。
どら焼き自体は普通に美味しいです。ふっくらした皮と甘さ控えめで食べやすいあんこの組み合わせは間違いがなく、昔から馴染みのある”THE どら焼き”といった感じ。
むしろ凍らせる必要はなかったのではないか?と思えるほど「普通にどら焼き」でした。
丸京公式サイトによると、生地とあんこは特別に開発していて凍らせても固くなり過ぎず、程よい柔らかさと甘さを楽しめるようにしているとのこと。
中身を入れ替えただけのパッケージ違いじゃなくて安心しました。他社のどら焼きを冷凍庫に入れるとカチコチに凍るのかも試してみたい。
今思うとイメージイラストの中央と上半分が凍っていないのがワザとらしい…かな。
さいごに
凍らせて食べるどら焼きですが、常温で販売されていて賞味期間は年間60日です。
通常タイプよりも30日短く、購入日によってはもっと短くなっている場合がありますのでご注意を。
冷たいどら焼きが気になった方は、スーパー・100円均一・丸京公式オンラインショップで購入してみてはいかがでしょうか。