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純正品と社外品フロアマットの違いは?社外品をおすすめする理由

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新車を購入する際に、ほとんどの人が装着するフロアマット(フロアカーペット)。

ディーラーの営業マンもそれを分かっていて、“買ってもらえる前提”で最初から見積もりに入れておすすめをしています。

にゃんすけ

14年間ディーラー整備士をしていてフロアマットなしの車は2台しか見たことがないです。

出来るだけ値引きをしてもらおうと商談で交渉しているのに、フロアマットが意外と高価で「高っ!」と驚かれたことのある人も多いはず。

そんな時は純正品ではなく、社外品なら安く買えます

  • 純正品と社外品の違い
  • 社外品をおすすめする理由

この記事では、純正品と社外品フロアマットの違いと社外品をおすすめする理由をご説明します。

タップできる目次

フロアマットの純正品と社外品の違い

社外品のフロアマット
社外品のフロアマット

純正品と社外品のフロアマットは次のような違いがあります。

  • 保証(耐久性)
  • デザイン・カラー
  • 価格

保証(耐久性)の違い

フロアマットのほつれ

一般的に、自動車メーカーから購入した純正フロアマットの保証期間は、装着から「3年経過」または「6万キロ走行するまで」となっています。

社外品の保証期間は商品にもよりますが、「不良品の場合」や「2週間以内」など、ほとんど保証がないに等しいです。

保証期間の違い
  • 純正品:3年または6万キロ
  • 社外品:初期不良以外ほぼなし

ここだけを見ると「やはり純正品はしっかりしていて良い」と思いますよね。しかし、勘違いしてはいけないのがフロアマットの保証対象です。

自動車メーカーのフロアマットは、主に「ほつれ(周囲)」「留め具(リング)の破損」に対して保証します

例えば、泥汚れや雨水による毛羽立ち、縮み、丸まり、擦れなど、普段通りに使っていて発生してしまうような外的要因(使用損耗)による不具合は保証してくれません。

いくら純正品だからといって、長年踏み続けたり雨水で濡れてしまうと流石に見た目が悪くなっていきます。

さらに運転席では、かかとをつけてアクセルやブレーキペダルを操作しますので、他の座席よりも過酷な状況です。

補強布が付いていても通勤で毎日使っていたり長距離を走る車は、破けて穴が開いている純正マットをたくさん見てきました。通常の使用で穴が開いても保証で新品に交換はしません(できません)。

ビニールマットを敷いている

純正品でも社外品でも使っているとそのうち傷んできます。「高価な純正品=耐久性がある」というイメージだけで選んでしまわないようにしてくださいね。

フロアマットを保護するためにビニールマットを敷いている人は、なおさら高価な純正マットを買う意味はないです。

デザイン・カラーの違い

フック付き

社外品のフロアマットはデザイン・カラーがバリエーション豊富。ブラックやグレーなどのシックな色、極端な例を挙げるとピンク色まで売っています。

表面の柄も自分で選べて、可愛らしくすることも派手にすることも可能です。

デザイン・カラーの違い
  • 純正品:デザイン・カラーが限られている
  • 社外品:種類豊富

純正品は多くて2~3種類しかデザインやカラーを選ぶことができません。それにメーカーや車種名のエンブレム(刺繍)が入っているのは不要に思う人もいるかと思います

にゃんすけ

単色のダークグレーが良かったので楽天市場で購入しました。

自分の好みにあった色を選んだり、オリジナリティを出した室内にカスタムをしたい人にも、社外フロアマットはおすすめです。

スズキ アルトラパン/ショコラ HE33S専用 社外フロアマット
カーマット専門店 トリプルクラウン

フロアフックの使い方は商品と車種によって異なります。

純正フックをそのまま使ったり、取り外して専用フックを取り付けたり、マジックテープ付きの汎用フックが付属していたりと様々です。

最近のネット通販で買えるフロアマットは専用設計がされていて、車種やグレードを間違わなければほぼピッタリ敷くことができます。

裏面には滑り止めが施されている商品が多く、純正品と遜色なく使えますよ。

価格の違い

純正フロアマットの価格
インプレッサスポーツの純正品

今まで実父や義父、親戚に社外品のフロアマットをおすすめしてきましたが、寸法が合わなかったりペラペラすぎるなんて失敗をしたことがなく、「安く済んだ」と喜んでもらえています。

価格の違い
  • 純正品:3万円~10万円
  • 社外品:数千円~

特にミニバン系のフロアマットは敷面積が広くて高価な物では10万円近くにも。それが仮に半額で済んだのであれば、別のことに使えたり節約にもなります。

にゃんすけ

純正品に特別なこだわりがなければ安い社外品で充分です。

ただし、なかには「安かろう悪かろう」で品質の悪いものを販売しているのも事実です。ひと昔前はペラペラのフロアマットが多く、値段相応な商品もありました。

最近では縫製、採寸技術の向上や大量生産によるコストダウンで「安いけど高品質」な商品が増えています。レビューを参考にしたり日本製を選択すると“失敗した”と思えることが少なくなるはずです。

ラゲージマット
ラゲージマット

フロアマットの純正品が3万円するところを社外品で8千円に抑えることができたので、差額で社外品のラゲージマット(トランクマット)を購入しました。

こちらも純正1万円のところが社外6千円ほどだったので2つ合わせても半額以下。ベビーカーを気兼ねなく乗せることができました。

万が一、数年で破けてしまっても、純正品の半額で購入すればまた新品になります。

商談時のセット販売について

「新春セール」や「サマーセール」など、フロアマットや他の用品もセットにしたプランをディーラー独自で展開していることがあります。

仮に3万円のフロアマットが車両価格に含まれていて、「セールで3万円分の値引きをしてもらえた」と思いがちですが、実際にはディーラーは原価分しか負担していません。

つまり、用品(オプション)を付ければ付けるほど、実際の額よりも痛手が少ない値引き幅が増えるので、“たくさん値引きをした風”を演出することができます

「用品をたくさん付けた特別価格で車両分の値引きはありません」という渋い条件なら、不要な用品セットは外して「車両分の値引きをしてもらう+必要なモノだけを通販で買う」方が総額的に安くなる可能性もあります。

にゃんすけ

セットで買うのと通販で社外品を買うのは、どちらが得なのかはよく吟味してくださいね。

袋から出してフロアマットを敷くだけなのに、過剰な工賃を取るディーラーもあるのでご注意を。

さいごに

車種によってはなぜか全席セットになっていて「運転席のみ・助手席のみ」など、座席ごとのフロアマットはディーラーでも取り寄せできない場合があると知っておいてください。

ちなみに僕がディーラーで働いていた時は、フロアマットの保証申請は厳しかった印象があります。

メーカーのチェックで不具合として認められないと、ディーラーの負担(保証部品代・工賃がもらえない)という仕組みになっていました。
※通常の保証交換部品はメーカーに送らずディーラーで破棄する

数年使用してから保証で新品に替えて欲しいからといって、わざとほつれさせるのはやめておきましょう。

にゃんすけ

既に汚くなってしまったり破けてしまっている人も、社外品を購入すれば出費が抑えられますよ。車種・年式・グレードは必ず確認してくださいね。

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