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ルミノックスの電池交換を自分でする方法 ネイビーシールズ3150BO

ルミノックス3150BOの電池交換




僕が長年愛用している腕時計のルミノックス/ネイビーシールズ3150BOの電池交換を自分でしました。この記事では「ルミノックスの電池交換を自分でするにはどうしたらいいのだろう?」という方向けに電池交換の方法を詳しくご説明しています。

ルミノックスは防水性に優れている腕時計ですので、正規店で電池交換をお願いすると防水テストに長時間かかったり、けっこう高額なメンテナンス費用がかかります。費用が掛かりすぎたり、時計を修理に預ける時間が長いと不便ですよね。

自分で電池を交換することで作業代が無料になりますし時計を預ける必要がありません。時計専用の工具が必要ですが意外と簡単ですぐに終わります。ほぼ電池代のみで時計を修理することができるので是非、自分で挑戦してみてください。

ルミノックスの電池交換を自分でする方法

ルミノックスの裏蓋には「ネジで固定式」と「スクリュー式」があります。

ネイビーシールズ3150BOには「スクリュー式」が採用されており、今回はスクリュー式のタイプの裏蓋で電池交換を自分でする方法をご説明します。

ルミノックスの電池交換の前にメタルベルトを外す

ルミノックスの裏蓋

ルミノックスの電池交換を自分でするには裏蓋を外します。ネイビーシールズ3150の裏蓋はスクリュー式で工具が入りにくいので、裏蓋を外す前にベルトを外した方が時計に傷を付ける恐れがなく作業が確実です。

ルミノックスのベルトピンを打ち抜く

ベルトに付いているピン

ルミノックスのメタルベルトを外す方法は時計専用工具でピンを打ち抜いてベルトを外します。ベルトの内側に打刻されている矢印を確認し、矢印の方向へ工具をセットしてピンを打ち抜きます。この時、台座にベルトをセットすると打ち抜く穴が上を向いて作業がしやすいです。

ピンを工具で打ち抜く

打ち抜いた勢いでピンを紛失する恐れがあるので注意してください。タオルなどで受けると転がらず紛失しにくくなります。ピンには挿入する方向性があるので全部打ち抜く前に向きを確認しておいてください。

ピンが外れた状態

勢いよく叩かなくても軽くハンマーでたたくとピンが外れます。ピンが外れたら次は裏蓋を外します。

ルミノックスの電池交換前に確認すること

裏蓋の位置

裏蓋を取り外してルミノックスの電池を交換する前に確認するべきことがあります。スマホで写真を撮るなどして裏蓋の位置を記憶しておいて下さい。記憶しておく理由は電池交換の作業が終わって裏蓋を閉じる時にどこまで締め付けて良いかわからなくなってしまうからです。

緩ければ最悪の場合、水が入ってしまいます。
締め過ぎるとパッキンや部品の破損の原因になります。

工具を使って裏蓋を外すコツ

裏蓋が外れた状態

裏蓋にある溝に工具の爪を引っ掛けて反時計回りにしっかりと爪をかけて、ゆっくり慎重に回します。取り外す際のコツは押す力を3割、回す力を7割にすると爪が外れにくく、うまく裏蓋を外すことができます。

ルミノックスの電池サイズと価格

取り外したコイン電池

ルミノックスネイビーシールズ3150BOの電池サイズはRENATA製395です。RENATA395はSR927SWと同じサイズで100均には時計用コイン電池が置いておらずケーズデンキに買いに行きました。家電量販店にはたくさんの種類が置いてあり予め電池のサイズを調べて行くことをおすすめします。

時計用コイン電池のサイズ

今回、ルミノックスの電池交換にmaxell製の時計用コイン電池SR927SW/395を使用しました。購入時の価格は296円で、電圧が1.55Vで金コーティングが施されており接触抵抗が軽減されて動作が安定するそうです。

ルミノックスの裏蓋を閉める前に動作確認

電池交換後 動作確認

コイン電池を元の場所にセットして裏蓋を閉める前に秒針が動いているか動作確認をします。この時点で時計の針が動いていなかったら電池の取り付けミスや時計本体の故障が考えられます。まずはコイン電池がしっかりと取り付けられているかを確認しましょう。

裏蓋の防水パッキンにグリースを塗布する

シリコングリース

シリコングリースを塗ることで防水パッキンの噛み込みを防ぐことができます。シリコングリースがなければホコリを取るくらいで良いと思います。本当は時計用のシリコングリスを塗布するのですが、今回は家にあった自動車整備用のシリコングリースで代用しました。

あとは逆の手順で最初に記憶しておいた位置まで裏蓋を締め、ピンをベルト矢印の反対側から挿入して止まるところまで打ち込みます。防水パッキンのヘタリ具合を考えてほんの少しだけ多めに裏蓋を締めてみてもよいかもしれません。

ルミノックスの電池交換に使用した工具

電池交換に使用した時計専用工具

ルミノックスの電池交換を自分でするには時計専用工具が必要です。この時計専用工具のセットがあればネジ式/こじ開け式/スクリュー式の裏蓋に対応できて、ベルト調整もできます。ネットショップで時計を購入した時に自分でベルト調整ができると便利です。

出番は少ないかもしれませんが安価なので一家にワンセット持っていても損はない道具です。時計屋さんにベルト調整をお願いすると1,000円前後かかるので1回、電池交換やベルトの調整すれば元が取れます。

ルミノックスの電池交換を自分でする時の注意点

ルミノックスは特殊な腕時計です。盤面に一般的な蓄光塗料ではなくトリチウムガスを充填したマイクロカプセル(LLT)を使用しており24時間自己発光しています。これがカッコよくてすごくお気に入りです。

このトリチウムガスが放射性物質で誤ってカプセルを破損させると少なからず人体に影響を及ばす恐れがあります。

そして防水性に優れている時計なので町の時計屋さんでは防水テストができません。こういった理由から町の時計屋さんでは電池交換を断られたり、結局メーカー送りになって納期が長時間くらいかかることもあります。

ルミノックス正規店で電池交換をすると?

ルミノックスの電池交換を正規店で電池交換した場合のメンテナンス内容と価格です。自分で電池交換する場合は防水性の補償がないですが、正規店の電池交換価格が高いので防水性は諦めました。

  • 全クオーツモデル・バッテリーを含む消耗品交換/防水テスト/磁気抜き/各機能点検
  • 割引価格:4,500円~
  • 正規価格:9,000円~

僕のルミノックス ネイビーシールズ3150は並行輸入品なのかギャランティカードが付いていませんでした。ギャランティカードがあると点検・技術料が割引対象となります。

>>ルミノックス公式サイト メンテナンス価格

さいごに

電池交換が完成した状態

時計専用工具を使い、無事にルミノックス ネイビーシールズ3150BOの電池交換を自分ですることができました。自分で電池を交換したので防水性は諦めなければいけませんでしたが格安で修理することができました。もし自分で交換をするのが不安なら正規店やルミノックスの時計でも作業を受け付けてくれる時計屋さんを探す方が安全かもしれませんね。

「簡単そう」「交換してみたい」と思われた方は是非、自分で電池交換に挑戦してみてください。この記事がご参考になれば幸いです。