にほんブログ村や人気ブログランキング、FC2ランキングなどの「ブログのランキングサイト」を利用(登録)しているブロガーさんが増えました。
収益を増やす目的やブログを通じて情報発信したり、ネットでコミュニケーションを取りたいなど、読んでもらうことが目的で登録していると思います。
ランキング上位に表示されれば、目につく頻度が多くてアクセスが増える可能性が高まりますよね。
バナーをクリックしてもらわなければランキングのポイントが入らないので「応援お願いします」とか「役立ったらクリックお願いします」なんてことを書いて、ランキングを上げようとしている人もたくさんいます。
今朝、にほんブログ村のランキングを見ていて普段見慣れないブログに目がとまりました。
内容を確認してみると「ライブドア公式ブロガー」と表記。(宣伝になってしまうので、どのブログかは伏せます)
このような疑問から公式ブロガーが登録しても問題ないのかを「にほんブログ村」へ問い合わせてみました。
公式ブロガーがランキングサイトに登録しても良いの?
公式ブログといえばTVに出演したり雑誌で紹介されたり、いわば有名人なわけです。
メディアで露出が少なくても、ブログサービスの公式サイト上に「おすすめブログ」として掲載されています。まぁ、特別扱いされているのでアクセス数なんて桁違いのはずです。
「有名人(著名人)がランキングサイトに参加しても良いのか?」
利用規約に見当たらなかったので、上記のような内容で問い合わせしました。
にほんブログ村の回答

お問い合わせありがとうございます。にほんブログ村 サポートチームです。いつも色々本当にありがとうございます。ご心配お掛けしてしまい申し訳ございません。
ご質問の件でございますが、にほんブログ村とライブドアブログさまとは特に利害関係はなくライブドアブログさまが独自に公認しているブログだからと言って登録を制限することはございません。
また、有名無名にかかわらず利用規約の禁止行為に該当しないブログサイトをご登録することは特に問題ございません。
問い合わせた回答は「公式ブログだろうと有名人だろうと、にほんブログ村へ登録してかまわない!」
これは意外な回答でした。超有名人のブログを「にほんブログ村」の中で見た記憶がなくて、登録すること自体が禁止されているのだと勝手に思っていたからです。
ちなみに「いつも色々本当にありがとうございます。」と書いてありますが、特に何もしていません。
そもそも公式ブロガーとは?

ライブドア公式ブロガーになるとこういった10の特典があるそうです。内容的にブログの「自分色」を見失いそう。
- 公式ブログロゴのご提供
- オリジナルデザインの無償制作
- 公式ブロガー限定イベントへのご招待
- 公式ブロガー専用テクニカルサポートのご提案
- 書籍化や映像化の際のPR支援
- 新たな読者を増やすためのコンサルや企画やご提案
- ブログの収益化
- LINE関連サービスや他社サービスとのコラボ企画のご提案
- コメントチェックパトロールのご提供
- お引越し作業の全面サポート
公式ブロガーになるには?

ライブドア公式ブロガーになるには自分で応募するみたいです。あと、スカウトされることもあるとのこと。
- 定期的な更新があること(週2以上)
- 内容のクオリティが高いこと
- オリジナルの記事を執筆していること
- 月間50万PVを定常的に達成できること(3ヶ月連続)
- 絵日記、子育て、料理、グルメ、インテリア、ライフスタイル、ペット等の専門ジャンルで活躍をされているブロガー様
要項では「月間50万PVを3ヶ月」が必要だそうで、僕には夢のまた夢です。元からそれだけPVがある人が、わざわざブログ村に登録しなくてよくない?
有名なブロガーがランキングに登録してしまうと起こる事態
にほんブログ村公認なわけですから、もし有名な方が今後に「ブログのランキングサイトへ登録」してしまったらどうなるのか。
例えばですけど海老の象さん(察してください)のブログは月間1億PV以上あるそうです。
なんてことブログで書いたら一瞬で1位獲得。2位以下の一般人が積み重ねてきた実績が一瞬で吹き飛びます。
現にこの記事の発端となった、ライブドアの公式ブロガーの記事に「応援としてバナーを押せ」と促しています。
この記事があって読者がアクセス(応援クリック)したから、ランキングが急上昇したのだと思います。
ランキング上位は間違いなくアクセス数が増えるので、昔からクリック代行業者(個人)もいたりします。
全てではないですけど、OUTポイントがINポイントと比べ異常に多いブログはだいたいペラい(中身スカスカ記事)。ランキング上位=内容に満足できる記事内容とは限らないのです。
さいごに
企業がブログ・メディアに参入し、芸能人や有名人がブログで猛威を奮う。
Googleがアップデートしてどんどん肩身が狭くなっていく個人ブロガー。今後、宣伝の場所がまた一つ無くなってしまうのかもしれません。