
Amazonでは気になるアイテムを無料でお試しできる「実質無料サンプルストア」を実施していますが、使ってみたいけど使う方法がわからない方や、実質無料サンプルストアの存在すら知らなかったという方がまだまだ多いはず。
実質無料サンプルストアはビューティー商品(コスメサンプル)とドラッグストア(日用品サンプル)に限りますが、有料のサンプル品と対象商品を一緒に買うと、サンプル商品代が割引されて、買い物ついでに無料でサンプル品を手に入れることができます。
しかし、サンプル商品を無料で購入する流れは単純そうに見えて、実は難しいです。Amazon公式サイトを見ても簡単な説明しか書いておらず、よくわからないと思った方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
今回はAmazonの実質無料サンプルストアをまだ使ったことがない方に向けて、詳しい使い方と無料にならないパターンをご説明します。
Contents
Amazon実質無料サンプルストアの使い方

まずはAmazon 実質無料サンプルストアの使い方についてご説明します。
基本的なシステムは有料のサンプル商品【A】と対象商品【B】を一緒にカートに入れると、サンプル商品【A】の代金が全額割引されてサンプルを実質無料で購入することができます。
現在、Amazon実質無料サンプルストアは主に日用品と化粧品の2カテゴリーから選択できます。
- ドラッグストア
- ビューティー商品
条件として、ドラッグストアが対象商品を2,000円以上。ビューティー商品が対象商品を4,000円の購入でサンプル商品が無料になります。イメージがつきやすいように実例を出してみます。(ドラッグストアを利用した場合)
サンプル商品【A】304円+対象商品【B】2,500円=2,804円ですが、購入確定前に304円の割引が適用されるので最終的に2,500円のお支払いとなり、Amazonでお買い物するだけでサンプル商品【A】が実質無料で手に入ります。
実質無料サンプルストアのサンプル商品とは?

サンプル商品【A】とはいわゆる試供品です。
ドラッグストアではおむつ・プロテインなど。ビューティー商品では化粧水・洗顔料など、数十種類のサンプル商品が随時入れ替わります。商品名に【実質無料サンプルストア対象】と書いてあるのが目印なので【実質無料サンプルストア対象】とAmazon内で検索すると便利です。
しかし、【実質無料サンプルストア対象】と商品名に書いていないものがあったり、別の表記(お試し品・試供品など)で書かれていることがたまにあります。Amazon実質無料サンプルストアのトップページから探すことをおすすめしますのでリンクを貼っておきます。
万が一、対象ではないサンプル商品を間違ってカートに入れてしまうと、割引が適用されず、そのまま注文を確定してしまうとサンプル商品の代金を支払ってしまう恐れがあります。「注文を確定」ボタンを押す前に、カートの中で割引が適用されているかを必ず確認してください。
実質無料サンプルストアの対象商品とは?

対象商品【B】とは指定されたカテゴリーにある、Amazonが販売する商品です。Amazonの通販サイトで販売している商品は、大きく分けて3つの販売者が存在します。
- Amazon(Amazon Japan G.K)
- メーカー(小規模企業含む)
- 個人出品
メーカーと個人出品がどういうことかわからない方は、「商品の販売者はAmazonの通販サイト(倉庫)を間借りしている」と考えていただければイメージがしやすいと思います。注意しないといけないのがAmazon以外の販売者から商品を購入しても、無料サンプルストアの対象商品とはなりません。
その他にも対象外の商品がありますので条件を記載しておきます。
- Amazonが販売しない商品
- Amazonマーケットプレイス(大口・小口出品者)の商品
- 定期おトク便での注文
- Amazonフレッシュ(生鮮食品)での注文
- 1‐clickでの注文(サンプル商品【A】と対象商品【B】が同じカートに入らない)
配送料・ギフトラッピング料・代引手数料は設定された金額(2,000円または4,000円)には含まれません。いろいろと複雑でややこしいですよね。次は実際に商品をカートに入れてみた詳しい条件・使い方をご説明します。
ちなみにこのタイプのクーポンは適用されました。

サンプルが実質無料になるパターン

まずは実質無料になる基本的なパターンです。
- ドラッグストアのサンプル商品【A】が288円
- ドラッグストアの対象商品【B】が3,308円
- 対象商品が2,000円以上なのでサンプル商品【A】と送料の合計698円が割引されてサンプル商品【A】が実質無料
ポイントはサンプル商品【A】と対象商品【B】をAmazonのドラッグストアカテゴリーから商品を選択することと、対象商品【B】の合計金額が2,000円以上であることです。
対象商品【B】は複数の商品であっても、2,000円以上になれば問題ありません。
- 対象商品【B】1,000円
- 対象商品【B】500円
- 対象商品【B】800円
合計金額が2,000円以上なのでサンプル商品が割引される
次はサンプルが実質無料にならないパターンをご説明します。
サンプルが実質無料にならないパターン
サンプル商品【A】と対象商品【B】をカートに入れて2,000円以上(ドラッグストア)または4,000円以上(ビューティー商品)の購入をすればいいのですが、すこし勘違いしやすいので実質無料にならないパターンをいくつかご説明します。(ドラッグストアの場合)
対象商品【B】の金額が未達

- サンプル商品【A】が257円
- 対象商品【B】が1,680円
- 非対象商品が545円
- 合計2,000円を超えているが対象商品【B】が2,000円未満なので割引がない
まずは基本的なことから。
合計金額が2,000円を超えているのにサンプルが実質無料にならないパターンです。あくまでも、対象商品【B】が2,000円を超えなければ実質無料の割引が適用されません。
非対象商品とサンプル商品【A】で2,000円以上でも適用外

- 非対象商品 1,700円
- サンプル商品【A】 330円
- 合計2,000円以上だが割引されない
こちらも同じような内容ですね。非対象商品とサンプル商品【A】の組み合わせや、いくら高額な非対象商品でも、対象商品【B】が一定額以上でないとサンプル商品の割引は適用されません。マーケットプレイスの場合は、Amazonが発送しない商品なので特別な特典が付いていないと送料も無料になりません。(プライム会員でも)
指定されたカテゴリーから対象商品【B】をカートにいれなければなりません。
サンプル商品【A】をドラッグストアからビューティに入れ替えた

- サンプル商品【A】をドラッグストアから選択
- 対象商品【B】をドラッグストアから選択
- サンプル商品【A】をビューティー商品に変更
- ビューティーは4,000円以上の購入が必要
- 対象商品【B】が4,000円未満なので実質無料にならない
非常にややこしいのですが、対象商品【B】がドラッグストアの対象カテゴリーとビューティーの対象カテゴリーで一部重複しています。
対象商品【B】 | |
---|---|
ドラッグストアの対象カテゴリー | ビューティーの対象カテゴリー |
ヘルスケア・衛生用品 | ビューティーストア |
サプリメント | ドラッグストア (サプリメント・日用品・ベビーケア・おむつ) |
日用品 | 食品・飲料 |
ベビーケア・おむつ | お酒 |
シニアサポート・介護 | ペット |
ダイエット | ベビー用品・マタニティ |
健康衣類・アクセサー | ー |
アダルトグッズ | ー |
サプリメントの場合は、両ストアのカテゴリーで対象なので、ドラッグストアのサンプル商品【A】を購入するつもりが、気が変わってビューティ―のサンプル商品【A】にしても割引が適用されます。
しかし実質無料になる対象商品【B】の条件が2,000円以上から4,000円以上に変更になり、3,308円のサプリメントでは4,000円には届かずサンプルが実質無料になりません。
Amazon内でいろいろと見て回っていると対象カテゴリーではない商品をカートにいれてしまう可能性がないとは言えませんので、「注文を確定」を押す前にサンプル商品の割引が適用されているか、必ず確認してください。
Amazon実質無料サンプルストアのまとめ

Amazon実質無料サンプルストアの使い方をまとめます。
- ドラッグストア・ビューティーどちらかのサンプル商品【A】を選ぶ
- 【実質無料サンプルストア対象】が含まれた商品名が目印
- 【実質無料サンプルストア対象】と書かれていない場合がたまにある
- 対象商品【B】は指定されたカテゴリ―内で選ぶ
- 対象商品【B】は一定金額以上が必要で複数の合計でも可
- 「Amazonが販売しない商品」など適用されない条件がある
- 注文を確定する前にレジで割引されているのを必ず確認する
たくさんページがあって、間違えやすいのでAmazon実質無料サンプルストア関連のリンクを下に貼っています。
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