大量の洗濯物があるのに、天気や時間帯によっては干す場所に困ってしまいます。
部屋干しも良いですが、空間には限りがあるし部屋の中にたくさんの洗濯物がぶら下がっていると圧迫感が…。
そんな時は、お風呂用の物干しホルダーを使ってデッドスペースを活用しましょう。
山崎実業の「tower マグネットバスルーム物干しホルダー」は強力なマグネット式で浴室の壁に貼り付けるだけ。
あとは100均ショップなどで売っている突っ張り棒や物干し竿を乗せると、干せる場所が簡単に増やせて便利です。
tower マグネット式の物干しホルダーをレビューします。
tower マグネット式の物干しホルダーをレビュー

基本的な仕様はつぎの通りです。
対応可能な竿のサイズ | 直径3.5cm(太さ) |
本体サイズ | 縦23cm×横6cm |
ホルダー部の出っ張り | 奥行3.5cm |
耐荷重 | 約6kg(1つ3kg) |
重量 | 約480g |
カラー(2色) | ホワイト/ブラック |
ホルダータイプの貼り付け式は、どんな広さの浴室でも幅広く対応可能です。
一般的な樹脂系(ユニットバス)の浴室は壁の中に防音・防湿用の鉄板が入っていて磁石でくっつきます。
タイル・ヒノキ・モルタル・漆喰・コンクリートなど、壁の素材によっては平らではなかったり鉄板がない場合がありますので、事前に磁石がくっつくかの確認をしてくださいね。
取付け方

物干しホルダーの裏はほぼ全面がマグネットです。浴室の好きな場所に左右の高さを合わせて貼り付けるだけで取り付けは簡単。
この磁石がけっこう強力で、一度貼り付けるとなかなか取り外せません。一気にくっつけてしまうと「バチーン!」と張り付いてしまうので、じんわりと位置を確認しながら貼り付けます。
位置調整や取り外す時は突起部を持って「ねじるように引っ張る」と外れやすいです。
堅いからといってマイナスドライバーなどの工具で“こぜて”しまうと、壁が凹んだり傷つく恐れがあるので注意。
※フックを折らないよう慎重に

どうしても外れない時は、マスキングテープなどで先をぐるぐるに養生すると傷つきにくくなります。バチンと張り付くので指を挟まないように!
フックが2本付いている


家族が多いと浴室に備え付けられたハンガーにS字フックをぶら下げて、壁掛けとして増設している方も多いと思います。
物干しホルダーは手桶や体を洗うボディータオルを引っかけられるフックがホルダーの下部に2本付いているので、直接かけることも出来ますし、こちらにS字フックをかけることも可能です。
浴室の雰囲気を損なうことなくスペースを増やせて、見た目を気にする方にも便利に使えます。
ただ実際に使って思ったのが、ボディータオルをこのフックで干すと壁と密着しやすくて乾きにくいと感じました。
あまりにも濡れたままではカビが発生しやすくなり、ボディータオルをかけるよりも、手桶や乾きやすいネット用と割り切った方が良いです。
最大6kg分の洗濯物が干せる


脱水が終わった大人用のバスタオルは、濡れたままの重さが460gでした。ハンガーも含めるとバスタオル1枚で約550gです。


最大約6kgまでの耐荷重を守ると、浴室の広さや何を干すかにもよりますが、子供服も込みで10枚くらいはマグネットホルダーにかけれました。
10枚が多いか少ないかは家族構成によると思います。1人暮らしや夫婦暮らし(カップル)ならほとんどを浴室で干せますね。大家族ならバスタオルのみにしたりする補助的な役割で使うのが良いです。


浴室に物干しホルダーを取り付けると、よくやってしまいがちな「扉の縁に干す」を防げます。
子供の友達が遊びに来たり来客時でも、さすがにお風呂の中は見ないので生活感を少しでも隠すことができますよ。
浴室に干しても乾く


お風呂上がりのじめじめした湿度が高い状態ではない限り、浴室で洗濯物を干しても夜には乾きます。
むしろ雨天時に部屋を閉め切った部屋干しよりも、浴室の方が換気扇で空気が循環されていて乾きやすいと感じました。
特にエアコンやサーキュレーター(扇風機)を稼働させたまま外出するのは、洗濯物のためだけの電気代がもったいないです。
24時間稼働させる換気扇で「ついでに乾かしている」ので、余計な電気代がかからず安心して使えます。
さいごに
ホワイトとブラックのシックなカラー展開でデザインはシンプルです。使っていない時でも邪魔にならず、貼り付けたままで気にせずお風呂に入れます。
工事の必要がなく、許可が下りない賃貸でも低費用で簡単に設置できるアイデア商品。必要であれば2セット購入するとたくさんの洗濯物が浴室に干せますよ。