ノートパソコンを使っていると前傾姿勢で首や肩、腰が疲れる!
そんな時は、ノートパソコンスタンドを使うとモニター位置が高くなって姿勢の改善、負担軽減で悩みを解決してくれます。
今回、レビューするのが「Athvchtのアルミ合金製 ノートパソコンスタンド」です。
他製品はシルバー色の折りたたみ式が多い中で、グレーの色合いと上下一体のアームが良さげで購入してみました。
使ってみた感想はタイピングがめちゃくちゃ楽!「もっと早く買えば良かった!」と思えるくらい快適です。
Athvchtのノートパソコンスタンドについて、詳細をご説明していきます。
Contents
Athvchtのノートパソコンスタンド

Amazonで注文してから翌日に届きました(プライム会員お急ぎ便)。
アーム2本と前部ステーの3分割になっており、自分で組み立ててから使用します。

本体カラーは明るめのグレーでソリッドカラーではなく、自動車のメタリックカラーのような色合いです。
表面には耐久性アップのアルマイト処理(酸化被膜)とサンドブラスト研磨(細かい砂を吹き付けて削る)が施されていて、手触りを文字であらわすと“サラサラ寄りのザラサラ”。
イメージとしては凹凸処理がされているキッチン天板が近いです。
エッジ部は角になっていますが、処理がされていて指でなぞっても引っかかりがなく、シャープなデザインに仕上がっています。
組み立て方

組み立て方は簡単で滑り止めゴムが付いた土台の窪みに差し込むだけです。
「カチン!」とハマるピッタリ寸法。ぐらつきはほぼ無く、しっかりと設計・加工がされているようです。

組み立てが完成した全体像がこちら。ノートパソコンが接触する部分に滑り止め及びキズ防止用のゴムパッドが真っすぐに張り付いています。
ノートパソコンスタンドの使い方

ノートパソコンスタンドの使い方は上からそっと乗せるだけ。
モニターの位置が高くなり首や肩・腰の負担低減、放熱効果の期待、下スペースの有効活用ができます。

保護フック部は先端近くまでゴムパッドがついていて、ノートパソコンとアームの接触から守ってくれます。
折り曲げは緩やかなカーブですが、モニター側がキーボード側(本体)よりも飛び出ているとゴムパットに当たってしまい乗せたままの開閉が難しそう。
手前方向に傾斜があって保護フックとゴムパッドで支えていますので、誤って押してしまわない限りは後ろに転落することはないでしょう。
別途キーボードが必要

本体のキーボードを使ってタイピングできなくもないです。しかし高い位置にあるのでさすがに打ちにくい…別置きでキーボードの用意をおすすめします。
ちなみに画像で使っているワイヤレスキーボードはELECOMのBluetoothミニキーボード(TK-FBP102BK)です。
小さくて軽く持ち運べてスマホと接続できるのがメリットですが、打ち心地が悪く配列が省略版で慣れない。正直なところおすすめしません。
背面にケーブル穴付き

背面はケーブル穴付き。プラスチックで周囲を保護していて断線しにくい加工が施されています。
例えば充電ケーブルを通したり、映像編集・ゲームなどで高負荷をかける作業をする方は後付け冷却ファンを下に設置したりといった工夫ができますね。
見た目を損なわないシンプルなスリットです。
目線位置(高さ)の比較

一番高いところでゴムパッドを含めて14.7cmあがります。
これだけモニターの位置が上にくれば十分。あとは身長(座高)に合わせてモニターの開閉具合で見やすい位置に調整します。
ノートパソコンスタンドを使っていない時と使っている時の比較が以下です。
- ベタ置き
- スタンドあり
テーブルにベタ置きした時は前傾姿勢になりがちですが、スタンドを使うと目線が真っすぐになって正しい姿勢を保てます。
首が真っすぐなら肩周辺の負担が減り、長時間のタイピングをしていても肩こりになりにくいです。
Athvcht ノートパソコンスタンドのサイズ感

横幅が約260mmで奥行が約225mm、高さが最大約150mmです。
ゴムパッドの幅
ゴムパッド部の幅が約4cmでこの間にノートパソコン裏の滑り止めがくるか、完全に避けれていたらガタつきがなく乗せれます。
テーブルの奥行が必要

キーボードを別置きにした場合にテーブル奥行は最低でも40cmは欲しいです。
これ以上作業スペースが狭くなると、手首がテーブルから落ちてしまってタイピングが安定しません。

ほとんどの方がブラインドタッチだと思いますので、もしテーブルの奥行が足りない場合はキーボードを下に収納したまま使うのも良いと思います。
※注意点ありデメリットの項目で後述
対応機種
- 10-15.6インチ
対応モニターは10-15.6インチです。
仕様では適応外とされていますが、AmazonカスタマーレビューによるとMacBook Pro16インチで使われている方の書き込みがありました。
iPad、ラップトップ、PC、MacBookなど、少しくらい大きくても幅広く使えるようです。※自己責任でお願いします。
ここまで良い点ばかりをご紹介しました。最後にデメリットをご説明します。
ノートパソコンスタンドのデメリット

アルミは柔らかい金属です。表面処理をしていても外部からの衝撃で案外凹みやすく傷つきやすい特性があります。
キーボードをスタンドの中に置いてタイピングしていたところ、よく見ないと分からない程度に白く痕が付いてしまいました。分かりますか?

よく見えるフラッシュ有りで撮影してみました。
めちゃくちゃ細かくて普通の人は気にしないような神経質レベルのキズなのですが、PC関連はインテリアとして見た目も気にする方も多いと思います。一応知っておいてください。
シンプルな構造で他に気になる点が見当たりません。安くてこんなに楽になるならもっと早く購入すればよかったと思います。
さいごに
どっしりとした安定でノートパソコンを保持してくれます。
よくあるヒンジの伸縮で高さを調整するタイプではなく、摩耗や劣化で緩んでしまい「思わぬ転落をする恐れがほぼない」のも、Athvchtのノートパソコンスタンドの利点です。
各通販サイトで詳細を確認してみてくださいね。