アンパンマンのあんぱんが売っていない理由は悲しい大人の事情だった

アンパンマンは育児世代の英雄！

アニメ、玩具、衣類、食品など、アンパンマンの商品はこの世に数多く存在します。先日、わが子が「アンパンマンのあんぱん 食べちゃい」と言いました。

しかし、スーパーでよく見かける「フジパンのアンパンマンシリーズ」で「あんぱん」が売っているのを見たことがありません。

フジパン公式サイトで調べてもない。困った…。

ミニクリームパンやミニミルクチョコパンが市販されているのに、なぜか「アンパンマンのあんぱん」が売っていません。

そんな疑問を解決すべく、フジパンへ問い合わせました。

アンパンマンのあんぱんが売っていない理由

アンパンマンのあんぱんが売っていない理由を午前中にメールで問い合わせると、お昼ごろに回答がありました。

さすが大手企業。対応が早すぎて驚きます。

回答内容をそのまま転載するのはダメと書いてあるので要点だけまとめます。

質問の内容は？

実際に問い合わせした内容はもっと丁寧ですが簡潔に書きました。

こどもが「アンパンマンのあんぱんを食べたい」ということも、問い合わせ内で伝えています。

フジパンからの回答

売れなかっただと？こどもってあんこ嫌いなんですかね？

小豆は栄養素がたくさん含まれていて、食物アレルギーに関しても発症は稀だとアレルギーに関してのサイトに書いてありました。

もし安全面を考慮してなら、のどに引っかからないように粒あんじゃなくて、こしあんを使えばこどもにも安全だと思う。

売っていない理由が「砂糖」かなと予想しましたが、もちろんクリームパンにも砂糖が使われているし違うみたいです。

回答してもらったように本当に売れ行きが悪くて販売終了したっぽいですね。過去に類似品があったのなら、アンパンマンのあんぱんとして復刻してくれないかな～（切実）。

フジパンのアンパンマンシリーズ

記事投稿時点で確認できるフジパンのアンパンマンシリーズは全１２種類です。

これだけ種類があるのならあんぱんも作って欲しい。しかし、あんぱんがない理由は売れ行きが思わしくないだけかな？もっと踏み込むと「大人の事情」があるのではと考えました。

というのも、「アンパンマンのあんぱん」と言い切ってしまうと、アンパンマン公式のあんぱんと捉えかねません。

「アンパンマンのミニクリームパン」だと「アンパンマンとは無関係だ」と言い逃れできる。これも売っていない理由の一つなのでは？

他の商品ではどうなの？

我が家にあった「アンパンマンが登場する商品」を見てみます。

日清食品のアンパンマンおうどん

4食入りのミニうどんです。やさしいおだし味でアンパンマンとドキンちゃんのかまぼこ入りです。

「アンパンマンおうどん」

日清食品のアンパンマンらーめん

こちらも4食入りです。あっさりしょうゆ味のミニラーメンでアンパンマンとバイキンマンのなると入りです。

「アンパンマンらーめん」

永谷園のそれいけ！アンパンマンカレー

離乳食が終わった1歳ごろから食べられる甘口カレーです。50g入りが2袋入って使いやすい。

アンパンマンシールがおまけで入っていてこどもが喜びます。

「アンパンマンカレー」

永谷園のそれいけ！アンパンマンふりかけ

20袋入ったふりかけで塩気が少なく甘めなお味です。こちらのふりかけもアンパンマンシール入り。

「アンパンマンふりかけ」

どの商品も断言していない

どの商品もアンパンマン「の」がなくアンパンマンの物とはハッキリ断言していませんね。

調べてみると、しまじろうやドラえもんの食品でも、同じくキャラクター「の」が表記されていません。

う～ん怪しい。

例外もあった

一部例外もありますが「キャラクターの〇〇」とすると公式っぽくなってしまい、ほとんどのメーカーは表現に気を使っているみたいです。

この表現についてはあくまでも推測なので、実際の理由とは違うかもしれません。

最近では「景品表示法」や「薬機法」など、“文言”に厳しいですからね。個人ブログでも「〇〇で病気が治る」と書くとメーカーから削除要請が来たりして怖いですよ。

Twitterでも問題のある発言は訴えられることもあるので注意してくださいね。

さいごに

いずれにせよ回答にあった「売り行きが思わしくなかったので販売を終了した」との理由でアンパンマンのあんぱんが売っていないのは悲しい大人の事情だなと感じます。

今後、復刻の再販をしてくれることを期待します。