前回はGoogleアドセンスに無事合格できたご報告と合格した時の概要を書きました。
その後、思い出したことや書き忘れていたことを追加でご説明します。「審査基準はここも見ているのでは?」という、あくまでも僕の予想と推定です。
もし審査に関係なくても直した方が良いことなので、修正してみる価値はあると思います。
YouTubeアカウントからのアップグレード版ですが、4回目の審査でアドセンスに合格できた時に書いた記事です。

Contents
Googleアドセンス 価値の高いコンテンツを目指して
価値の低い広告枠ってなんだろう?正解は誰にもわかりません。
価値の高いコンテンツを作るためにちょっと視点を変えて斜め上から見てみます。Googleは意外なところを見ているのかもしれません。
- 登録情報に抜けがある
- セキュリティ対策
- 銀行口座の入力
- 興味を引く独自のコンテンツ
- 自分の体験が重要(一次情報)
Googleアカウント情報はしっかり入力できてる?
Googleアドセンスに申請する際に必須なのがアカウントです。
Googleアカウント内の個人情報で名前(HN)・生年月日・住所・性別・電話番号・メールアドレスは抜けなく登録しておいた方が良いです。
アドセンスに申請したけどアカウントに不備があってはGoogleさんに信用してもらえないのでは?と考えました。Googleアドセンスの広告掲載をすることによって「Google・広告主(企業)」とパートナーになります。
「違法なサイトに我が社の広告が載っている!」
これでは宣伝どころかイメージダウンですね。この会社はどんなサイトでも広告を配信するのかと。Googleだって住所不定・電話番号不明・こんな人とはパートナーになりたくないはずです。
セキュリティで警告はない?

Googleアカウントに「セキュリティ」という項目があります。アカウントを安全に利用できない人に、アドセンスの利用資格を与えることができないのではないかと考えました。
僕のGoogleアカウントに端末が5台も接続されていて、未解決の問題がずっと表示されています。
この5台は自分の所有物で、メインのスマホとPC、機種変更で不要になったスマホ3台です。今でこそデバイスが多い時代なので、複数台を接続していてもおかしくはないと思います。
しかし1台が電池切れにより電源が落ちて、画面ロックに異常が出ていました。不要なスマホなので存在をすっかり忘れていて、Googleからすると「ズボラな人」として判断されるかもしれません。
「アドセンスの見積もり収益額」とか「アナリティクスの数値」なんかも、厳密な数値は出してはいけない規約があります。
適当にやっている人はそのうち規約を破られるかも、という心配をするのが普通です。
アップグレードの場合、銀行口座の登録はしてる?

僕はGoogleアドセンスのホストアカウントからアップグレードをしました。YouTubeで1,000円の収益を超えていたので、住所確認用のpinコードは入力済みです。
しかし報酬支払先の銀行口座を登録し忘れていました。なかなか合否連絡がこなかったのですが、この銀行口座を登録してから7時間後に合格通知がきました。
デポジット金額の入力(口座が本人の物であるか確認)はまだだったので、たまたまだった可能性はあります。必須項目がすべて入力されたので、有効なアカウントとして見てもらえたのかも。
興味を引く独自のコンテンツってなんだろう?

熱心なリピーターを獲得するうえで最も大事なのは、価値の高い独自のコンテンツを獲得することです。ユーザーにコンテンツを楽しんでもらえれば、共有を通じて他のユーザーに評判が広がり、サイトの成長につながります。
引用元:Googleアドセンスプライバシーポリシー
要するにコンテンツを充実させて、リピーターを増やし、広告を見てもらえるように「集客してね」ってことですね。
共有という点がブログのコメント欄やSNSのリンクのことを言っているように感じました。
もっと深読みすると「この人は成長を見込めるか?」です。仕組みが複雑なのでザックリで言うと、企業がお金を払ってアドセンスの広告枠を買っています。
今日は○○公園に行って○○ちゃんと遊びました。もうすぐ卒業だって話してたら2人で泣いちゃったね。おわり。
まぁこれを読むのは身内だけですね。身内には価値があっても、インターネットで繋がっている全国の皆さんには無価値です。
ただ難しいのが、青春エピソードがすごく面白くて、書籍になるレベルだったらまた話は違ってくる。
青春エピソードがすごく面白い=価値が高い=今までになかった(独自)ともなり得る可能性は捨てきれません。ここまでを一言で表すと「パクリ記事」は書くなよってことですね。
独自のコンテンツ|外部リンクばかりだとマイナス
別のサイトの記事や埋め込み型動画など、外部コンテンツを使用する際はご注意ください。もっとも重要なのは専門家の知識、何かを改善する方法、クチコミ情報、自分のアイデアなど他にはない独自のコンテンツを掲載することです。
引用元:Googleアドセンスプライバシーポリシー
外部コンテンツはそのままですね。他の人が作ったコンテンツを紹介だけのサイトは独自のコンテンツと言えないようです。人のことを言えませんが…
タイトル:○○をする方法
この記事は○○をする方法をご説明しています。
(中略)
○○をする方法はこちらのサイトよりご確認ください。
⇒外部リンク
おわり
この○○問題を解決する方法は「外部リンクを読んだら解決しますよ」ってだけの記事です。マジでこれだけです。
例えば「○○の解約方法」がお悩みだったら、最近は公式サイトに全部書いてあります。でも公式サイトに書いている内容が複雑で「う~ん分からん。」ってことがよくあるのです。
よく分からんことが書いてあるから「自分がもっと詳しく説明してあげよう」でも、独自のコンテンツになり得ます。
「他人の記事を読んで解決してね」はダメです。「自分が解説します」になりましょう。
より詳しく専門的なことを書こう
もし遊園地に遊びに行った記事を書くとすれば「待ち時間・レストランの美味しさ・スタッフの対応」などの”生の目線”で書くと価値が上がります。
先ほどもお伝えしましたが、最近は公式サイトに全部書いてあります。
施設情報なんて公式サイトを見たら全部載っていて、基本的なことを個人がまとめて書いても価値はありません。
公式サイトは”良いこと”しか書かないので、例えば「混んでて並んでいる時は退屈」とは絶対に言わないです。
施設情報の話を書くとすると「スムーズに周れる順番・○○がないからこれは持っていけ・雨が降り始めた時の対策」ってな具合の記事内容ですね。
アドセンスはアフィリエイトとは別なので、何かを自分で売るってことができないです。
「〇〇遊園地 アトラクション 混んでる」と検索した人が自分の記事に訪れた場合は、この人は「子供有の可能性。休日にどうするか検討している。」など、検索クエリから様々なことが予測できます。
アドセンスが広告を表示させるとすると「児童向け教材・旅行会社・レンタカーなど」の広告が有効かと思います。この人が興味を持ちそうな広告を表示できれば、リンク先で購入してくれるかもしれません。
これが価値の高い広告枠の意味だと考えました。
つまり「企業がお金をかけて広告枠を買う価値がない=売れる見込みのないブログ(クリック単価1円以下)」が不合格になるということです。
▼教材や旅行会社の案件が多いASP▼
バリューコマース
画像は必須だけどメインにしない
素人が撮影した画像がメインになってしまっていて、遊園地の画像が見たいだけの人が訪れても購買意欲が低いと考えます。困っている人が調べ物をする記事=価値の高いコンテンツだと考えます。
「価値の低い広告枠で審査落ちした」と報告があるブログは特に「旅行系や海外居住者、おでかけ系」が多くて、アドセンスから感想文だと思われている可能性が高い気がします。
やはり、「行き方・楽しみ方・〇〇をする方法」など、疑問を解決できる記事を書いていくべきです。
さいごに
価値の高いコンテンツにするには「〇〇に行った・してみた」よりも「○○をする方法」の方が有益です。
しかし判断するのは第三者。自分では感想文になっていないつもりでも、感想文だと思われると意味がありません。
1記事1キーワード(1つのお悩み解決できる)で書くと濃い記事になりますよ。※2つ目のブログは1発合格でした。
まだまだお伝えたいことがありますが、サクッと読んでいただきたいので続きはまた次回。少しでも参考になればと思います。
